小3の子どもがいます。ママ友に「お金の教育してる?」と聞かれましたが、していないので焦っています。何から学ぶのが良いでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年8月26日 4時30分
将来、子どもがお金で困らないように、早いうちからお金の教育を進めておきたいと考えている親は多いでしょう。本記事では、子どものころからお金の教育を進めるメリットや具体的に何をしたらよいかを解説します。
お金の教育を早いうちから始めるメリット
まずは、早いうちから子どもにお金の教育をする主なメリット3点を紹介します。
子どもが自立した生活を送れるようになる
現代社会で生きていくためには、お金と一生付き合っていかなければなりません。そのため、収入として得たお金で暮らしをやりくりしていく力や、欲しいものを購入するために計画的にお金を貯めていく力などを早いうちに身につけておくことが大切です。
子どもが将来不自由なく安定した暮らしを送るためには、お金を適切に管理するスキルが欠かせません。子どもが将来自立した生活を送れるよう、小さいころから自分でお金を管理する環境を作りましょう。
将来の選択肢が増える
子どものころからお金の教育を行い、お金の管理を自分でできるようになると、将来の選択肢が増えるメリットがあります。お金は、簡単にいうとさまざまなものやサービスと交換できるアイテムで、自分を成長させるための学びにも利用できます。
小さいころから自分でお金を管理し、お金の大切さを学んでいれば、将来お金のために働くのではなく、自分のやりたいことを実現するためのアイテムとしてお金が必要であると理解できるようになります。そのうえで、自分をスキルアップさせるために必要となるお金の使い方も身についていくでしょう。
お金に対する漠然とした不安を取り除く
お金の知識がまったくない子どものころからお金の教育を始めることで、お金に対する知識不足からくる漠然とした不安を取り除くことが可能です。
将来、自分で生きていくためにはお金が必要であるにもかかわらず、お金の教育を十分に受けていないと、お金との適切なかかわり方が分からなくなってしまうでしょう。お金が必要なことは理解しても、付き合い方が分からない状態であれば、お金への漠然とした不安を生んでしまうと考えられます。
子どもにお金の教育をする方法
次に、子どもにお金の教育をする方法を紹介します。
親が子どもに自分の仕事の話をする
現代社会では、親が働いている姿を子どもに見せる機会がないケースが多く、子どもに伝わりにくくなってきています。親が働いているからこそ生活が成り立っていることを子どもに理解してもらうことも、社会や経済の仕組みを知る一歩となるでしょう。
働いて収入を得る仕組みを理解してもらうためには、両親が自分の仕事について子どもに話すのがおすすめです。可能であれば子どもに職場見学をしてもらい、実際に働く姿を見てもらうのもよいでしょう。
毎日でなくとも、週1回、月1回などで職場でのできごとや社会の動きとどのようにつながっているのかなどを子どもに話してあげることで、子どもは少しずつ働くこととお金のつながりを理解していきます。また、生産者側、サービスを提供する側などの話は、視野を広く持ち、ものごとをさまざまな角度から見る力を養えます。
両親の仕事だけではなく、さまざまな職業についている人からも話を聞けると、より考え方が広がっていくでしょう。親戚や友達の両親、近所に住む人など、異なる職業についている人から話を聞ける機会を作ってあげることも大切です。
子どもに夕飯の買い出しをお願いする
話を聞くだけではなく、お金の使い方を実際に体験してもらうことも大切です。夕飯の買い出しをする際、子どもに買い物をお願いしてみましょう。自分で買い物をすることで、ものがどのくらいの値段で販売されているのか、自分の目で確かめられます。
ものの価格を知るとともに、予算内で必要な食材を購入すること、必要のないものを買わないこと、品質のよい食材の見極め方など、自分で生活していくために必要な力を養えます。
夕飯の買い出しをお願いするなら、親が献立と予算を決めて、子どもには材料の書き出しから行ってもらいましょう。カレーや肉じゃがなど、子どもでも材料が分かりやすい献立にするのがおすすめです。
献立を作るために必要な材料の書き出しや、すでに自宅にあって買う必要のない材料のチェック、スーパーの広告を活用して予算内に収まるか計算するなど、お金の管理に関するさまざまな行動を実際に体験できます。
将来のためにもお金の教育は早いうちから
将来、子どもが適切にお金を管理し自立した生活を送れるようにするためにも、早いうちからお金の教育を進めることが大切です。まずは両親が自分の仕事の話を家庭でしたり、買い物を手伝ってもらったりするとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
なんで? お金ないの?…動物園は年に1回“無料の日”だけ。手取り月収15万円「シングルマザー」の悲鳴【インタビュー】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月23日 10時15分
-
お金に困る老後にしないために!今から心がけたい「お金のこと」3つ
オールアバウト / 2024年11月16日 11時30分
-
“4人家族で食費は月1万6000円”論争、「絶対に無理」「ぜんぜん余裕」それぞれのワケ
日刊SPA! / 2024年11月13日 15時52分
-
趣味は父の高級外車を乗り回し“推し活”…親の年金〈月25万円〉で気ままに暮らす“自称作家”53歳息子が血相を変えた、銀行からの「まさかの宣告」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月8日 11時15分
-
小中の不登校は過去最多34万人…学校に行かなくなった子供を「ひきこもりの中高年」にする親、させない親
プレジデントオンライン / 2024年11月1日 18時15分
ランキング
-
1LUUPと交通違反、タイミーと闇バイト、メルカリとさらし行為――“性善説サービス”はいずれ崩壊するのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月29日 8時10分
-
2スーパーやコンビニなどのレジ袋は有料化されたのに、なぜ「しまむら」は無料なの?ほかの小売業者の対応は?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月28日 5時20分
-
3高級タワマン老人ホームへ引っ越しました!…慶應卒・78歳同期の元常務から届いた満面の笑みの年賀状。年金月30万円・元部長は即座に画像検索「脅威の入居金額」に悶絶
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月29日 10時45分
-
4コーヒー豆が歴史的高騰、NY市場で最高値…産地のブラジルやベトナムで不作
読売新聞 / 2024年11月29日 0時0分
-
5風呂キャンセル界隈?「日本の偉人」まさかの素顔 凄い人物でも部屋が汚い、そんな姿に親近感も
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください