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高速道路でスピードが出てしまい、オービス(速度違反取締装置)を光らせた場合、どのような罰則があるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月27日 2時20分

高速道路でスピードが出てしまい、オービス(速度違反取締装置)を光らせた場合、どのような罰則があるのでしょうか?

高速道路を走行していると、思った以上にスピードを出してしまっていることがあるかもしれません。その中で、オービスを光らせてしまい、罰金や処罰があるか気になる人もいるでしょう。   今回は、そもそもオービスとはなにか、そしてオービスが反応する基準や罰則の内容をまとめました。あわせて、警察署からどのように連絡が来るのかもご紹介します。

オービスとは?

オービスとは、道路を走行する自動車の速度をチェックする装置です。一定以上の速度を検知すると運転手および車をカメラで撮影します。道路上に設置されるタイプや、移動式の装置があります。オービスにはさまざまな種類があり、主なタイプは以下の通りです。


・レーダー式オービス
・ループコイル式オービス
・Hシステムオービス
・LHシステムオービス
・移動式オービス
・新型小型オービス

それぞれ特徴は異なりますが、速度違反を取り締まる目的で設置されることには変わりません。一般道路・高速道路問わず、交通安全を守るためには欠かせない装置でしょう。
 

オービスが反応する基準はある?

オービスが反応する速度基準は公表されていませんが、一般的にオービスが反応すると考えられている基準は、以下だといわれています。


・一般道路:時速30キロ以上の制限速度超過
・高速道路:時速40キロ以上の制限速度超過

なお、速度超過は道路交通法違反です。道路ごとに定められた速度を守る必要があることは大前提とし、安全運転を心がけましょう。
 

高速道路で速度超過をした場合の罰則は?

高速道路で速度超過をした場合の罰則は、以下の表1のように定められています。
 
表1

超過速度
(キロメートル/アワー)
反則金 違反点数
1~14 9000円 1点
15~19 1万2000円 1点
20~24 1万5000円 2点
25~29 1万8000円 3点
30~34 2万5000円 3点
35~39 3万5000円 3点
40~49 6ヶ月以下の懲役、
または10万円以下の罰金
6点
50~ 6ヶ月以下の懲役、
または10万円以下の罰金
12点

※筆者作成・普通車の場合
 
表1にあるように、どのくらい速度を超過したかによって反則金は異なります。また、40キロ以上の速度超過を犯した場合は、刑事罰に処される可能性があり、反則金ではなく罰金の納付が必要になります。
 
加えて、違反点数が6点以上となるため、一回で免許停止処分にもつながります。オービスに反応するかどうかではなく、制限速度を意識した運転が大切です。
 

オービスに反応した場合はどのように警察から連絡が来る?

オービスが速度超過を検知すると、車の所有者宛てに出頭通知書が送付されます。期間は早ければ数日、遅くとも1ヶ月程度とされており、指定された日時や場所に出頭する必要があります。
 
もし難しい場合は出頭場所となる警察署に連絡が必要になるため、忘れずに手続きしておきましょう。
 
警察署に出頭すると取り調べが行われ、自身の違反内容が確定します。その後は反則金の支払いや、必要に応じた裁判所への出頭などが求められるため、警察の指示に従いましょう。
 

高速道路でオービスが光ると反則金の納付や違反点数の付与などにつながる可能性が高い

オービスは、自動車の速度超過を取り締まるシステムの1つです。仮にオービスが光ってしまうと、反則金の納付が求められたり、違反点数が付与されたりするため、速度には十分注意しましょう。
 
また、オービスが光ると警察署に出向く必要があるだけでなく、事故につながるおそれがあります。運転する際は、スピードを出し過ぎないよう細心の注意を払いましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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