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毎日夕ご飯のおかずは「ウインナー4本」と「白ご飯」という息子。健康面は大丈夫なのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月1日 4時30分

毎日夕ご飯のおかずは「ウインナー4本」と「白ご飯」という息子。健康面は大丈夫なのでしょうか?

ウインナーは加工肉の一種で、簡単な調理でおいしく食べられるため料理の手間が省けるメリットがあります。さらに、ウインナーはたんぱく質を多く含んでおり、栄養面においても優秀です。ただし、添加物や塩分も多く含まれているため、過剰摂取には気をつけましょう。   本記事では、毎日の夕食をウインナーとご飯で済ませた場合、1ヶ月あたりどの程度の費用がかかるのか解説します。栄養面や過剰摂取した場合のリスクも解説するため、ぜひ参考にしてください。

ウインナー4本とご飯にかかる食費

毎日の夕食をウインナー4本とご飯1杯にした場合にかかる費用を、以下の条件を基にみていきましょう。
 

・ウインナー:8本入り(285グラム)で322円
・米:5キロで1897円

 
8本入りのウインナーを購入して1日4本食べた場合2日でなくなるため、かかる費用は1日あたり322円÷2日で161円です。ご飯は5キロの精米を購入して茶わん1杯を65グラムとした場合、約77杯分食べられます。
 
ご飯にかかる費用は5キロで1897円なので、茶わん1杯あたり約25円です。ウインナーとご飯を合わせると1日あたり約186円、1ヶ月(30日)あたりだと約5580円になります。
 
総務省統計局「家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、一人暮らしにおける食費の月平均は4万6391円です。単純計算で夕食だけの食費は月約1万5464円かかるとすると、夕食をウインナーとご飯にした場合、夕食代が約4割の金額におさえられるため節約には成功しているといえるでしょう。
 

毎日ウインナーを食べた場合に不足する栄養素

ここからはウインナーを毎日食べた場合の栄養面をみていきましょう。ウインナーに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
 

・たんぱく質
・脂質
・炭水化物

 
ご飯に含まれる主な栄養素は以下の通りです。
 

・炭水化物
・たんぱく質
・食物繊維

 
夕食を毎日ウインナーとご飯にした場合、ミネラルとビタミンが不足する恐れがあるでしょう。ミネラルは歯や骨、筋肉や血液などの成分となり、体の中で作られないため食べ物で摂取する必要があります。
 
ビタミンはたんぱく質や脂質などの代謝を補助する役割があり、健康な体を維持するために不可欠な栄養素です。水溶性ビタミンは排出されやすいため、不足しないように食事で摂取する必要があります。
 

ウインナーを食べ続けるリスク

農林水産省によると、ウインナーを含む加工肉を「毎日継続して1日当たり50グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが18%増加する」とされています。
 
また、ウインナーには脂質や塩分が多く含まれているため、過剰摂取には注意が必要です。そのため、野菜もとりながら食べる本数に注意するといいでしょう。
 

ウインナーと白ご飯では節約はできているが食べすぎに注意

ウインナーを1日4本とご飯を食べた場合にかかる費用は、1日あたり約186円、1ヶ月あたり約5580円です。単身者の食費は月に平均4万3276円程度であるため、節約には成功しているといえるでしょう。
 
ウインナーは加工肉のため、調理せずに手軽においしく食べられます。ただし、栄養面においてはミネラルやビタミンが不足しがちになるため、おかずがウインナーだけでは偏った食事といえるでしょう。
 
さらに、ウインナーを含む加工肉には添加物が含まれているため、過剰摂取するとがんになるリスクが高まるといわれています。そのため、ウインナーを食べる場合は1日あたりの本数に注意して、野菜も一緒にとるといいでしょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年(令和5年)平均結果の概要(15ページ)
農林水産省 国際がん研究機関(IARC)による加工肉及びレッドミートの発がん性分類評価について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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