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片づけの美学174 押入れ収納|細かいモノの整理が難しい改善方法は?

ファイナンシャルフィールド / 2024年8月31日 1時0分

片づけの美学174 押入れ収納|細かいモノの整理が難しい改善方法は?

押し入れは大空間の収納が魅力ですが、小さいモノを収納する場合、使い方が難しく感じることもあるでしょう。理由は、モノはたくさん入るけど、「どこに入れたか分からない」「見つけられない」ということが多いですね。   そんな時は、収納アイテムの出番です。押し入れを小さく区切ることによって使いやすい収納に変身させると使い勝手が大幅に改善します。   アイテムを上手に使って、小物も入れやすく・取り出しやすい押し入れに仕上げていきましょう。

押し入れをゾーン分け

押し入れはもともと布団をすっぽり入れるために作られているので、奥行きも高さも大きく設計されています。布団くらい大きなモノを入れる場合は、そのまま入れるという選択肢もありますが、他のモノを入れる場合は、収納アイテムをつかってゾーン分けすることで空間を効率的に使うことができます。
 
また、押し入れはふすま2枚の引き戸であることが多いでしょう。この場合、1枚の引き戸に上下の2段があるので、合計4段分の空間があるわけです。
 
部屋の入り口位置によって、右側と左側、どちらが便利か変わってきます。そして、引き戸の場合、戸を少し引いただけで使える場所がもっとも便利な場所です。つまり、引き戸を完全に開けきる押し入れの中央部分がもっとも使いづらい場所になります。
 
まずはご自宅の押し入れを観察して、どの位置が一番使いやすいか、どの部分に小物があると使いやすいか、どの部分に大きいモノがあるとよいかを確認しましょう。ゾーン分けができたら、使い方を考えていきます。
 

押し入れに細かいモノを入れる時

押し入れに細かいモノを入れる場合、収納アイテムは不可欠です。押し入れの高さを効率的に使うためです。
 
引き出し収納が使いやすいのでおすすめです。文具売り場や収納用品売り場にある、小物用の収納用品を使いましょう。引き出し一段の高さが5cmくらいの収納が文具などの小物を入れるのにちょうどいいです。
 
その際、気をつけたいのが目の高さです。引き出しを見下ろせる位置に収納を設置することが大切です。つまり、段が10段もあると見下ろせなくなってNG。小物の場合、引き出し収納の中もさらに細分化することもいいですね。
 
100円ショップなどで、仕切り板が売られていますし、段ボールなどで自作でもOKです。収納には、ラベルをつけて、だれが見ても、欲しいモノが見つけられるようにしましょう。
 

押し入れ上段におすすめ

押し入れの上段収納におすすめなのは、小物の他に、手のひらサイズくらいのボリューム感のモノです。日用品や衣類がおすすめです。日用品のストックや時々使うモノを入れる場合は、スチールラックやカラーボックスを押し入れに入れてゾーンを区切ります。
 
日用品のまとめ買いをする方は、壁面まで収納を入れて、お店のように列に並べると見やすくて、買いかぶりや使い忘れなどのムダを省くことができます。衣類の場合、上段の下層は引き出し収納にして、日常的に使う下着やたたんだ衣類を入れます。
 
引き出し収納をまたぐように、ハンガーラックを入れて掛ける収納を追加するのもおすすめ。押し入れに掛ける収納といえば、ツッパリ棒ですが、使いこなしが難しいです。特に衣類はどんどん掛けてしまい、重くなり落ちることがあるので、しっかりしたハンガーラックの方がおすすめです。
 
その上に、衣類収納袋などに入れたオフシーズンの衣類を置くと、衣替えの時が楽にできます。
 

押し入れ上段で気をつけること

押し入れの場合は、奥行きがあることで、トラブルが起こりがちです。「奥にモノを入れ、手前を空けておくと、だんだん前にモノを置いてしまい、取り出したいモノが出せない」ということが発生しがちです。
 
そんな時は、奥に使わないけれど、置いておくモノを置いて、奥行きをつぶすことがおすすめです。例えば、捨てたくない家電の空き箱、保管している壁紙など、どのお宅にも、使わないのに、場所を取っている大きなモノがあることが多いです。ぐるっと自宅を眺めて、該当するモノがないか探してみてもよいのではないでしょうか。
 

押し入れ下段におすすめ

押し入れ下段におすすめなのは、重いモノ・大きなモノです。引っ張り出すために、キャスターのついた収納用品を使うのもいいですね。
 
他にも扇風機やヒーターなどの季節の家電や、ひな人形やかぶとなどのお道具の収納にも適しています。
 

押し入れは区切りが大切

大空間であるがゆえに、ただ突っ込む収納になってしまうことも多い押し入れ。空間を区切ることで、効率的に使うことができます。小物用の収納を入れて、取り出しやすく・見つけやすいよう工夫してみてくださいね。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表

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