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あなたは「冷房」と「ドライ」の違いを説明できる? より「節約効果」があるのはどっち?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月4日 5時20分

あなたは「冷房」と「ドライ」の違いを説明できる? より「節約効果」があるのはどっち?

夏の暑さや湿気に対抗するためにエアコンを使うことは多いですが、「冷房」と「ドライ(除湿)」の違いについて正確に理解している方は少ないかもしれません。   そこで今回は、冷房とドライの違い、どちらの方が節約効果を期待できるのかについて紹介します。

冷房とドライの違い

まず、冷房とドライの違いを詳しく見ていきましょう。
 

冷房

「冷房」は温度を下げることを優先した運転です。冷房はドライ(除湿)よりも強い風を出し、部屋の温度を大幅に下げるのに適しているといわれています。
 
具体的には、エアコン内部の冷媒が室内の熱を吸収して、冷たい空気を室外に排出することで部屋の温度を下げるとされています。冷房モードでは、設定温度に達するまで冷やし続けるため、比較的短時間で室内の温度を下げることが可能です。
 
空気は急激に冷やすほど大幅に湿度も下がるため、設定温度によってはエアコンの「冷房」の方が「除湿」よりも除湿量が多い場合があります。短時間で部屋を冷やしたいときや、蒸し暑くて、温度も湿度も大きく下げたいときに使用するとよいでしょう。
 

ドライ

「ドライ(除湿)」はその名の通り湿度を下げることを優先した運転です。ドライ(除湿)には、冷やされた空気をそのまま噴出する「冷房除湿」と、冷やされた空気をあたため直して噴き出す「再熱除湿」があるとされています。
 
・「弱冷房除湿」
弱冷房除湿は、主に湿度を下げるためにエアコンが動作するモードで、一般的なエアコンで多く採用されています。湿度を下げるために取り込んで冷やしたい空気をそのまま室内に戻す仕組みです。
 
季節によっては肌寒く感じることがあるかもしれません。消費電力を抑えられる傾向がある点も特徴の1つです。
 
・「再熱除湿」
再熱除湿は、弱冷房除湿と同じように、取り込んだ空気を冷やして湿度を下げますが、冷やした空気をそのまま室内に戻すのではなく、再び暖めて送風します。
 
そのため、室温を下げすぎずに湿度を調整することができ、弱冷房除湿よりも除湿効果が高い点が特徴だといわれています。梅雨寒時期などの室温を保ちつつ湿度だけを下げたいときや、就寝時や就寝前など、体を冷やしたくないときなどに使用するとよいでしょう。
 
なお、「ドライ」にはこのほか、「ハイブリッド方式」と「リニアハイブリッド方式」と呼ばれる運転方式があります。温度を下げて湿度を下げた空気に、部屋の空気を混ぜて吹き出す仕組みです。
 

節約効果があるのはどっち?

結論からいうと、「冷房」と「ドライ(除湿)」は、電気代にそれほど大きな差はないといわれています。そのため、状況に応じて使い分けることがベストだといえるでしょう。
 
気温や湿度の快・不快は個人により異なりますが、一般的に人が快適と感じる室温は、夏場で約25度~28度、湿度は約50%〜60%だといわれています。これを目安に、「冷房」と「ドライ(除湿)」を使い分けるのもよいでしょう。
 
なお、どちらを使用する場合でも基本的には設定温度を高くした方が電気代は節約できる傾向にあるようです。
 

快適さと節約効果を両立させよう

冷房は「温度を下げることを優先」、ドライ(除湿)は「湿度を下げることを優先」にしたモードです。
 
なお、「冷房」と「ドライ(除湿)」は、電気代にそれほど大きな差はないといわれています。気温や湿度の快・不快は個人により異なりますが、一般的に人が快適と感じる室温は、夏場で約25度~28度、湿度は約50%〜60%だといわれています。これを目安に、「冷房」と「ドライ(除湿)」を使い分けるのもよいでしょう。
 
状況に応じて「冷房」と「ドライ(除湿)」を使い分け、電気代の節約につなげながら快適な夏を過ごしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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