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いつでも仕事できるように、パソコンは常時「スリープモード」にしています。「電気代」はそれほどかかりませんよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月5日 2時20分

いつでも仕事できるように、パソコンは常時「スリープモード」にしています。「電気代」はそれほどかかりませんよね?

現代のデジタル社会では、日常生活でパソコンを使う機会が増えていますが、その使用方法によって電力消費も変わってきます。パソコンをスリープモードにしておくことは便利ですが、その電気代がどれくらいかかるのか気になる方もいるでしょう。   この記事では、パソコンを常にスリープモードに設定しておく場合の消費電力を解説し、実際にどれくらいの電気代がかかるのかを計算しています。さらに、スリープモードを使う以外でパソコンの電気代を節約する方法をご紹介しています。   テレワークなどでパソコンをよく使っていて、電気代が気になるという方はぜひ参考にしてみてください。

デスクトップパソコンとノートパソコンの消費電力

デスクトップパソコン(ゲーミングPCは除外)の消費電力は、標準時〜最大時で30ワット~90ワット、スリープモード時で4.0ワットが目安のようです。一方で、ノートパソコンの消費電力は、標準時〜最大時で4.0ワット~100ワット、スリープモード時で1.2ワット~1.5ワットが目安となっています。
 
ほかにパソコンの周辺機器を使用する場合は、さらに消費電力がかかる可能性があります。パソコンなどの電子機器の消費電力は、商品や製造会社により異なるので、参考程度にしてください。
 

デスクトップパソコンとノートパソコンの電気代を比較

前述の消費電力を基に、デスクトップパソコンやノートパソコンを使ったときにかかる電気代を実際に計算していきましょう。
 
電気代を求めるための条件は、以下の通りとします。

●デスクトップパソコン:30ワット(標準時)/4.0ワット(スリープモード時)
●ノートパソコン:4.0ワット(標準時)/1.2ワット(スリープモード時)
●1日あたりの使用時間:8時間(標準時)/16時間(スリープモード時)
●使用期間:1ヶ月間(30日)

なお、電気代単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している31円/キロワットアワーと仮定します。電気代を求めるときは、以下の式にあてはめます。
 
・消費電力量(ワット)÷1000×使用時間×電気単価(円/キロワットアワー)
 
それぞれの電気代を表1にまとめました。
 
表1

状態 標準時の電気代 スリープモード時の電気代 合計の電気代
デスクトップパソコン 約210円 約60円 約270円
ノートパソコン 約30円 約18円 約48円

※筆者作成
 
デスクトップパソコンとノートパソコンともに、標準時よりもスリープモード時の方が電気代はかからない傾向にあることが分かりました。
 
また、1ヶ月間使用し続けたとすると、デスクトップパソコンの方がノートパソコンよりも約220円電気代が高くなることが分かります。1ヶ月ではそれほど気になる金額ではないかもしれませんが、長い期間使用していると負担が大きくなってくる可能性があります。
 

パソコンの電気代の節約方法

電源を落とさないのであれば、標準時よりもスリープモードの方が電気代はかからない傾向があるため、電気代の節約につながる可能性がありますが、ほかにもパソコンの電気代を節約する方法はあります。
 
スリープモードを使う以外で、パソコンの電気代を節約する方法を以下にまとめました。

●画面の明るさを下げる
●長時間(90分以上)使わないときは電源を切る
●電源オプションの見直しをする
●通気口などの掃除をこまめに行い、風通しのよい場所にパソコンを置く
●ノートパソコンの場合、電気料金の高い時間帯だけコンセントから電源プラグを抜いて使う
●省エネのパソコンを購入して使う

すぐに実践できるものもあるので、パソコンの電気代を節約したい方はぜひ実践してみてください。
 

パソコンのスリープモード時の電気代は、20円〜60円程度かかる

デスクトップパソコンのスリープモード時は約60円の電気代がかかり、ノートパソコンの場合は約20円の電気代がかかる可能性があることが分かりました。
 
パソコンを使用しない場合に、電源を落とさずそのまま維持しておくのであれば、電気代がおさえられるスリープモードがおすすめです。
 
また、パソコンの電気代を節約する方法として、画面の明るさを下げたり、通気口などの掃除をこまめに行い、風通しのよい場所にパソコンを置いたりすることがあげられます。
 
テレワークなどでパソコンをよく使うという方は、パソコンの設定なども変えてみるとよいでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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