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「カーナビ」ではなく「スマホアプリのナビ」を使用しています。もしかして「違反」になりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月10日 10時20分

「カーナビ」ではなく「スマホアプリのナビ」を使用しています。もしかして「違反」になりますか?

車を運転する際、カーナビではなくスマホアプリのナビを使用する人がいるかもしれません。スマホアプリのナビを使用する行為が法律違反になるのではないか気になる人もいるでしょう。   今回は、カーナビではなくスマホアプリのナビを使用する行為が違反に当たるのかを解説します。あわせて、スマホアプリのナビを使用する際に違反にならない方法や、道路交通法違反をしてしまったときの罰則もまとめました。

カーナビではなくスマホアプリのナビを使用するのは違反に当たる?

カーナビではなくスマホアプリのナビを使用する行為は、場合によって違反に当たる可能性があります。スマホアプリのナビを使用すること自体が違法になるわけではないため、この点は誤解しないようにしましょう。
 
スマホアプリのナビ使用が違反になるのは、おもに手に持って操作している場合が該当するといわれています。また、スマホの画面を注視しすぎている場合についても、道路交通法違反の対象です。画面の注視については、スマホアプリのナビだけでなく、カーナビであっても違反になる可能性があります。
 

スマホアプリのナビを使用する際に違反にならない方法はある?

スマホアプリのナビを使用する際に違反にならない方法として、スマホホルダーを利用する方法があげられます。スマホホルダーを利用すれば、ながらスマホの「保持」には該当しないため、違反となるリスクは軽減できるでしょう。
 
ただし、スマホホルダーを装着していたとしても、画面を注視した場合や走行中にスマホを操作した場合は、道路交通法違反となる可能性があるようです。もし目的地の変更やルートの確認をしたい場合は、安全な場所に一度車を停めてから、操作する必要があるでしょう。
 
また、スマホホルダーを利用する場合、設置する場所にも注意が必要です。運転席からの視界をさえぎる場所やフロントガラスへ直接設置すると、取り締まりの対象となるおそれがあります。
 
スマホホルダーにはさまざまな形状のものがあるため、自身の車に合ったものを選び、法律違反とならないように利用しましょう。
 

スマホアプリのナビを使用して違反になった際の罰則

スマホアプリのナビを使用して違反になった際の罰則は「保持」と「交通の危険」で異なります。それぞれの罰則や反則金、違反点数について表1を見ていきましょう。
 
表1

違反内容 携帯電話を保持して通話したり画像注視したりした場合(保持) 携帯電話の使用により事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合(交通の危険)
罰則 6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金 1年以下の懲役または30万円以下の罰金
反則金 1万8000円
違反点数 3点 6点

※政府広報オンライン「やめよう!運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!」を基に筆者作成
 
上記のように、いずれも重い罰則が適用されます。また「交通の危険」に該当する場合、一発で免許停止処分になってしまう可能性もあります。
 
スマホアプリのナビの使用自体は問題ありませんが、「保持」や「交通の危険」などに該当しないよう、十分注意してください。
 

スマホアプリのナビを使用するだけで道路交通法違反になる可能性は低い

スマホアプリのナビを使用することは、問題ないと考えられます。ただし、運転中にスマホを手に持ったり画面を注視したりすると、道路交通法違反になる可能性があるため注意しましょう。
 
スマホアプリを使用する場合は、スマホホルダーを利用して道路交通法違反の「保持」に当たらないようにする必要があります。また、スマホホルダーに入れているからといって、運転中に操作してはいけません。
 
上記のポイントを理解して、安全運転を心がけたうえでスマホアプリのナビを利用しましょう。
 

出典

政府広報オンライン やめよう!運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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