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ママ友の旦那様は「自衛官」で、しばらく帰っていないこともあるそうです。なかなか大変そうな仕事ですが「給与」はどれだけもらえているのでしょうか…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月10日 4時40分

ママ友の旦那様は「自衛官」で、しばらく帰っていないこともあるそうです。なかなか大変そうな仕事ですが「給与」はどれだけもらえているのでしょうか…。

自衛官は、日本の安全と平和を守るために日々訓練を重ねる重要な役割を担っています。その仕事は厳しく、責任も重いため、大変な職務とされています。そんな自衛官たちはどれくらいの給与をもらっているのでしょうか。   今回は、自衛官の仕事と給与について詳しく紹介します。

自衛官の仕事について

自衛隊は、国家の平和と独立を守ることを使命としており、領土・領海・領空の防衛活動や、災害時の救助や医療支援、国際平和協力活動など、多岐にわたる分野で活躍しています。
 
自衛隊は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の3つの部隊に分かれており、それぞれが異なる専門分野で活動しています。

●陸上自衛隊:主に地上での防衛活動や災害救助を担当します。地震や台風などの自然災害や海難・航空機事故などの際に、救助活動に従事します。在職期間中を通じて、学校や部隊などで階級や職務に応じた教育訓練も実施しています。
 
●海上自衛隊:海上での防衛や災害救助を担当します。地震、豪雨などの被災地にて、海上から救難、支援を行います。
 
●航空自衛隊:空からの防衛活動や災害救助を担当します。航空機を使った偵察や輸送、空中救助などがその任務です。

自衛官はこれらの活動に加え、国内外での平和維持活動や訓練も行わなければなりません。日々の訓練は厳しく、身体的にも精神的にも強靭さが求められるでしょう。
 

自衛官の給与構成

自衛官は公務員であるため、給与は民間の給与水準を基本とし、信頼性と公正性を確保しています。しかし、自衛隊の任務の特殊性を考慮し、独自の各種手当が設けられています。表1は自衛官の給与の構成です。
 
表1

表1

※防衛省「自衛官の人事・給与制度の概要」を基に筆者作成
 

自衛官の収入

防衛省自衛隊帯広地方協力本部によると、高校卒業後に自衛官候補生として採用された後の初任給は「15万7100円」、2等陸士任官後(3ヶ月経過後)は「19万8800円」です。全国平均初任給は「18万9723円」であるため、3ヶ月後には民間よりも高収入を得られる可能性があるということになります。
 
なお、自衛官になった後の平均年収は表2の通りです。
 
表2

年代別年収 全国平均年収 自衛官平均年収
20代前半(20~24歳) 293万2000円 約374万円
20代後半(25~29歳) 382万8000円 約428万円
30代前半(30~34歳) 434万2000円 約440万円
30代後半(35~39歳) 471万2000円 約509万円
40代前半(40~44歳) 502万4000円 約599万円
40代後半(45~49歳) 522万8000円 約637万円
50代以降(50歳~) 577万4000円 約652万円

※防衛省 自衛隊帯広地方協力本部「自衛官募集」を基に筆者作成
 
以上を踏まえると、自衛隊の平均年収は全国平均年収よりも高く、安定性があると考えられます。
 

自衛官の仕事の大変さを理解して支えよう

自衛官は日本の安全と平和を守るために、日々厳しい訓練と厳しい任務を遂行しているため、その責任と労力に見合った給与体系が整備されているようです。給与は階級や経験によって異なりますが、総じて安定した収入を得られる可能性があります。
 
ただし、自衛官の仕事は危険性や特殊性が非常に高く、心身ともに過酷な場合があるといえるでしょう。家族はそれを理解し、支えていくことが大切です。
 

出典

防衛省 自衛隊総合採用案内
防衛省 自衛官の人事・給与制度の概要 人的基盤を取り巻く状況の変化
防衛省 自衛隊帯広地方協力本部 自衛官募集
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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