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エアコンのつけっぱなしで「電気代」がかなりかかっています。電気メーターを「スマートメーター」に変えると節約できるって本当ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月12日 5時0分

エアコンのつけっぱなしで「電気代」がかなりかかっています。電気メーターを「スマートメーター」に変えると節約できるって本当ですか?

電気メーターをスマートメーターに変更した方もいるでしょう。また、近所の方がスマートメーターになっているケースもあります。スマートメーターは、従来の電気メーターとは異なる機能が特徴の電気メーターです。   もし変更したいなら、状況によって交換タイミングが変わるため、注意しましょう。今回は、スマートメーターの特徴やメリット、注意点などについてご紹介します。

スマートメーターとは

スマートメーターは、リアルタイムで電気を計測できる通信機能付きメーターです。従来の機械式メーターや電子式メーターでは、業者の方が月に1回目視で使用量を計測していました。スマートメーターでは、月に1回ではなく30分に1回の自動検計測が特徴です。
 
また、計測した電気の使用量は利用客が持つ端末機器へ送られるため、気軽に確認できます。スマートメーターで測られた電気代の数値は、Wi-Fiを介して手元で確認できる仕組みです。
 

スマートメーターのメリット

スマートメーターを利用すると、電気代を節約しやすくなるでしょう。30分ごとに電気代が更新され、どんなときに電気を多く使用しているかが分かりやすくなるためです。また、電気の使用状況に応じてより効率のいい設備に変更すれば、さらに電気代の節約につながります。
 
また、自動計測になるため、自宅の敷地内にいきなり業者の方が来ない点もメリットでしょう。業者が来ないため、対応も必要ありません。防犯面でもあまり敷地内に見知らぬ人を入れたくない方にも向いています。
 

スマートメーターの設置費用

スマートメーターはこれまでの電気メーターと入れ替える形で設置されます。そのため、新築で新しく電気を使用するときやスマートメーターを活用した情報発信サービスを自分から申し込んだときは申し込みタイミングで、それ以外は検定有効期間の満了タイミングで順次交換が行われていきます。
 
なお、一般的に設置費用はかからないようです。
 

スマートメーターを設置するときの注意点

経済産業省の次世代スマートメーター制度検討会では、スマートメーターの運用ガイドラインも策定されています。ガイドラインではスマートメーターを自宅で利用する方が必須で行うセキュリティーについても確認でき、おもな内容は以下の通りです。
 

・Wi-Fiルーターのファームウェアは最新にする
・Wi-Fiルーターのパスワードは購入時のものから安全なものへ変更する
・安全なパスワードの条件は以下5つに該当するもの
1:名前などの個人情報からは推測できないこと
2:英単語などをそのまま使用していない
3:アルファベットと数字が混在していること
4:適切な長さの文字列であること
5:類推しやすい並び方やその安易な組合わせにしないこと

 

スマートメーターを活用すれば電気を節約しやすくなる

スマートメーターは、リアルタイムで使用している電気量が分かる情報発信機能付きの電気メーターです。30分に1回の高頻度で自動計測されるため、自身が電気を多く使用しているタイミングが分かりやすくなって電気代の節約につなげられるでしょう。従来の電気メーターのように、計測の際に業者の方が自宅の敷地内へ入ってこない点もメリットといえます。
 
スマートメーターの設置に費用はかからないようです。状況によって、交換するタイミングが異なるため、気になる方は電力会社へ問い合わせましょう。
 
また、スマートメーターはWi-Fiを介することでスマホでも電力量を確認できます。パスワードを始めとするセキュリティー対策はしっかりしておきましょう。
 

出典

経済産業省 次世代スマートメーター制度検討会 とりまとめ 低圧スマートメーターBルート運用ガイドライン(22,29ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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