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2人目の子どもが生まれるので「ヴォクシー」に乗り換えを考えています。軽自動車からだと「6万円」も費用が違うって本当ですか? やはり“自動車税”に差が出るでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月13日 5時30分

2人目の子どもが生まれるので「ヴォクシー」に乗り換えを考えています。軽自動車からだと「6万円」も費用が違うって本当ですか? やはり“自動車税”に差が出るでしょうか?

子どもが大きくなるにつれて、家族で遠出する機会は多くなるのではないでしょうか。また、子どもの人数が増えることで軽自動車からファミリーカーのミニバンに乗り換えようとする人も多いのではないでしょうか?   一方、軽自動車とミニバンでは維持費や燃費が違うので、軽自動車のほうが節約できるようにも思えます。そこで本記事では、軽自動車とファミリーカー(ミニバン)の維持費や燃費を比較し、どの程度費用に差があるのか解説していきます。

税金面では6万円の差も!

普通自動車も軽自動車も所有しているだけで税金がかかります。普通自動車の場合は自動車税と自動車重量税、軽自動車の場合は軽自動車税と自動車重量税がかかります。
 
軽自動車税は市区町村に支払う住民税の1つです。一般的に1万800円の負担になります。また、自動車重量税は自動車の新車登録時や車検時に支払う税金です。軽自動車の場合は9900円(3年の場合)になります。
 
普通自動車を所有している人が支払うのは自動車税と自動車重量税です。自動車税は市区町村に支払う税金で、総排気量で金額が異なります。事例のヴォクシーの場合は、総排気量が「1.5リットル超から2リットル以下」に該当するので3万6000円です。そして自動車重量税は自動車の重量によって金額が異なる税金で、ヴォクシーの場合は4万9200円(3年の場合)になります。
 
軽自動車を所有している場合に支払う税金は合計で2万700円、普通自動車(ヴォクシー)は8万5200円です。6万4500円の差があります。電気自動車やハイブリッド車であれば差は縮まりますが、軽自動車からファミリーカーに乗り換えることで維持費が多くかかることを覚えておきましょう。
 

遠出を考えるとガソリン代はそこまで大きな差はない

軽自動車とファミリーカーではガソリン代も異なります。一般的に軽自動車のほうが燃費がよいです。ここでは軽自動車はダイハツタント、ファミリーカーではヴォクシーを例に比較していきます。
 
ガソリン代は「走行距離÷燃費×ガソリン単価」で求めることが可能です。ここでは200キロメートルの距離を走ることを想定し、計算します。ガソリン単価は174.5円(8月26日現在、資源エネルギー庁の給油所小売価格調査から)です。
 
タントのガソリン代は200km÷21.8km/L(高速道路モード)×174.5円=1601円になります。これに対してヴォクシーは200km÷16.6km/L(高速道路モード)×174.5円=2102円です。約500円の差が生じています。
 
ゆったりと快適に過ごすことができ、ガソリン代もそれほど大きく差が出ないので、遠出を考えるのであればファミリーカーも選択肢の1つになりそうです。
 

維持費の高さを考えるか、遠出をする際の快適さを重視するか

軽自動車からファミリーカーに乗り換えることで、税金面ではデメリットが大きいですが、ガソリン代については遠出を考えるとそこまで大きな差がないことが分かりました。そのため、維持費の高さから軽自動車を選ぶか、遠出をした場合の快適さを重視するかという点も判断材料になりそうです。
 
特に、税金面では6万円ほど高くなるので、維持費は軽自動車よりも負担が大きくなってしまいます。購入時の車両価格だけでなく、購入後の維持費についても理解して検討してみてください。
 

出典

千代田区 軽自動車税(種別割)
国土交通省 2023年5月1日からの自動車重量税の税額表
東京都主税局 自動車税種別割
資源エネルギー庁 石油製品価格調査
ダイハツ タント性能・安全・燃費
トヨタ自動車 トヨタ ヴォクシー 特長
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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