コンビニで急な「腹痛」に！ トイレが「使用禁止」になってるけど、緊急事態でも使用はNG？ お金を払えば大丈夫なの？

ドライブ中や旅行中など、急に腹痛に襲われてトイレに駆け込みたくなったとき、皆さんはどうしますか？ トイレを借りるためにコンビニに立ち寄った経験がある人も多いのではないでしょうか。   ただ、最近では「トイレ使用禁止」の張り紙がされたトイレを見かけるケースがあります。どうしてもおなかが痛くて我慢できないときは、借りてしまって良いものでしょうか？   本記事では急な腹痛なら使用禁止のトイレを利用しても良いのか、トイレを利用する際に守りたいマナーについて紹介します。

トイレ使用禁止の張り紙があるコンビニでトイレを借りないほうが良い

結論から言ってしまうと、腹痛に見舞われていたとしても、トイレ使用禁止の看板があるコンビニでトイレを無断で借りることは避けましょう。
 
コンビニ側がトイレを使用禁止にしている理由はさまざまですが、例えば「トイレが故障していて動かない」ということが考えられます。故障しているのに無断で使用してしまうと流すことができず、店舗に迷惑をかけることになります。
 
また、そもそも利用者のトイレの使い方が悪いことが原因で使用禁止にしていることもあります。無断で使用すると自身も「マナーが悪い」と判断され、トイレの利用解禁が遠のくかもしれません。
 
とはいえ、使用禁止の理由次第では貸してもらえる可能性もあります。どうしても我慢できないほどの緊急事態なら、店員さんに聞いてみましょう。ただ、それでも使用を認められなかった場合は、素直に別のトイレを利用できるコンビニやスーパーに移動するほうが良いでしょう。
 
コンビニのレジに立っている担当者はアルバイトなどの人であることが多く、その場で柔軟な判断をする権利を持っていないためです。「お金を払うから使わせてほしい」と交渉しても、受け取って良いのか判断できないでしょう。
 

トイレを借りる際はマナーを守ろう

コンビニのトイレが使用禁止になってしまう要因の1つに、利用者のマナーの悪さがあります。コンビニのトイレを借りる際は以下の注意点とマナーを守って利用しましょう。
 
まず、コンビニのトイレに入る際には必ず店員に声をかけましょう。声をかけないと、トイレが清掃中だったり使用禁止中だったりすることに気付かず、店舗に迷惑をかけてしまう可能性があります。
 
もちろん、利用後はお礼の言葉も忘れずに。利用し終えたことを伝えれば、店員が別のお客からトイレを利用して良いか聞かれたときに適切な返答ができるようになります。
 
最後に、店舗を出る前に可能なら何かを購入してから店を出ると良いでしょう。特別高いものではなくても、缶コーヒーやパン、お菓子などで問題ありません。コンビニは利用者にトイレを貸し出すだけでは利益にならないため、何も買わずに借りる人ばかりではトイレが使用禁止になる可能性もあります。
 
また、別の日にトイレを借りに立ち寄る際に自身が困らないためにも、お礼の気持ちを込めて商品を購入してから退店することをおすすめします。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー