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共働きなので夫と子どもの手作り弁当は「冷凍食品」がメインです。時短のために活用していますが、栄養バランスは偏ってしまうのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月16日 4時30分

共働きなので夫と子どもの手作り弁当は「冷凍食品」がメインです。時短のために活用していますが、栄養バランスは偏ってしまうのでしょうか?

配偶者や子どものお昼ご飯として、弁当を作っているという人もいるかもしれません。手作り弁当にすることで外食やコンビニ弁当を買う場合に比べて節約になるケースがあります。   しかし、共働きの世帯だと弁当を作る時間が限られてしまうことが考えられます。そのような中で、冷凍食品がメインになっていることが気になり、時短と栄養バランスの両立方法に悩む人もいるでしょう。   今回は、手作り弁当に冷凍食品を使うと、栄養バランスが偏ってしまうのかをご紹介します。

弁当に冷凍食品を使うと栄養バランスが偏ってしまう?

結論として、弁当に冷凍食品を使用したからといって、必ずしも栄養バランスが偏るとは限らないでしょう。栄養が偏ってしまうのは偏った食生活が原因であり、同じ食べ物を食べ続ければ、冷凍食品でなくとも栄養バランスは偏ってしまいます。
 
冷凍食品には主食だけでなく主菜や副菜、野菜・果実なども展開されています。また、一般社団法人日本冷凍食品協会によれば、市販用冷凍食品には栄養成分の表示が義務づけられているため、栄養管理もしやすく、組み合わせ次第ではバランスもとりやすいでしょう。
 
さらに、食べ物を冷凍した場合も、品目にもよるとはされていますが、おおむね1年間は最初の品質が保たれることが明らかにされています。そのため、通常の食材と冷凍食品で著しく栄養の差が生まれることはほとんどないと考えられます。
 
ただし、長期間家庭用の冷凍庫で保存している場合は、冷凍庫の頻繁な開閉による温度の変化で品質の低下が起きる可能性があります。冷凍食品は購入してから2~3ヶ月を目安に使い切るとよいでしょう。
 

弁当を手作りする場合にかかる費用は?

株式会社ニチレイフーズが実施した調査によると、弁当を作るのにかける経費は1個あたり222.3円が全国平均となるようです。
 
ただし、使用する食材や弁当の量などによって金額が変動する点には注意しなければなりません。上記はあくまでも目安であるため、実際にいくらかかっているのかが気になる場合は、一度計算してみるとよいでしょう。
 

手作り弁当のメリット

弁当を手作りするメリットのひとつに、好きな食材や味を選べる点が考えられます。配偶者や子どもであっても好きなものは異なると考えられるため、個人の好みに寄せられるのは手作り弁当の強みです。
 
外食やコンビニ弁当を買う場合、アレルギーなどで食べられないものが出てくることもあるかもしれません。この点でリスクを軽減できるのも、手作り弁当の魅力といえます。
 
さらに、量の調整がしやすいのもメリットといえるでしょう。食べる量は人それぞれ異なるため、適切な量の弁当を用意すれば、間食などの防止にもつながり、結果として食費の節約や健康管理にも役立つはずです。
 
また、栄養バランスも調整しやすいことから、偏った食事になってしまう心配もほとんどありません。栄養が偏ってしまうと疲労の蓄積や体調悪化にもつながるおそれがあるため、手作り弁当で管理するのは効果的な方法といえるでしょう。
 

手作り弁当に冷凍食品を使用しても栄養が偏る可能性は低いと考えられる|うまく活用すれば時短にもつながる

今回の事例のように、夫と子どもの弁当を作る際、冷凍食品がメインになってしまっても栄養面において特段問題はないと考えられます。食べ物を冷凍した場合も、おおむね1年間は最初の品質が保たれることが明らかにされており、主食や主菜・副菜、野菜、果物などをバランスよく組み合わせることで、冷凍食品がメインになってしまってもバランスのよい弁当は作れるでしょう。
 
また、手作り弁当にすることで、昼食代をおさえる効果にも期待できるでしょう。健康管理や量の調整がしやすいのもメリットであり、手作り弁当ならではの魅力があると考えられます。
 
冷凍食品を使用した手作り弁当は、時短の方法としても効果的なものであるため、積極的に活用して問題はないでしょう。使用する冷凍食品や組み合わせにこだわれば栄養バランスも整えられるため、心配する必要はないといえます。
 

出典

一般社団法人日本冷凍食品協会 冷凍食品あなたの疑問にお答えします! Q3.食べ物は冷凍すると、栄養や味が落ちてしまうのでは?、Q4.冷凍食品ばかり食べていると、栄養が偏りませんか?
株式会社ニチレイフーズ <全国お弁当事情に関する調査2024> 8 「お弁当にかける経費」は平均 222.3 円。1 位「沖縄県」、2 位「福島県」、3 位「福岡県」(6ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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