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1人暮らしの息子が毎日「パックご飯」を食べているようです。炊飯器で炊いたほうが経済的だと思うのですが、1人暮らしならそうでもないのですか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月17日 2時30分

1人暮らしの息子が毎日「パックご飯」を食べているようです。炊飯器で炊いたほうが経済的だと思うのですが、1人暮らしならそうでもないのですか…?

一人暮らしでのご飯の準備に関して、炊飯器で米を炊くのが本当に経済的なのか、それともパックご飯のほうが便利でコストも抑えられるのか、悩む人は多いでしょう。   本記事では、パックご飯と炊飯器で炊くご飯のコストを比較し、一人暮らしに最適な選択を探っていきます。家計を少しでも節約したい人、または時間を有効に使いたい人にとって、どちらの方法がより適しているのかを見ていきましょう。   節約をしながらおいしいご飯を楽しむためのコツも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

【パックご飯 VS 炊飯器】ご飯のコストを比較

最初にパックご飯と炊飯器で炊いたご飯、それぞれのコストを詳しく比較してみましょう。どちらの方法が節約につながるのか、数値を基に検証していきます。
 

1.パックご飯のコスト

パックご飯は、一人暮らしの人にとって非常に便利な選択肢です。例えば、一般的なパックご飯の価格は、1食あたり約125円で購入できます。これに、電子レンジで温める際の電気代を加えると、1食あたりの総コストは約125.3円になります。
 
パックご飯の大きな魅力は、時間と手間を大幅に節約できる点です。特に忙しい日常を送る人にとっては、わずか数分で準備できるこの手軽さは非常にありがたいものでしょう。しかし、便利さには当然コストが伴います。次に紹介する炊飯器で炊いたご飯と比べると、1食あたりの価格は少し割高になります。
 

2.炊飯器で炊くご飯のコスト

炊飯器を使ってご飯を炊く場合のコストはどうでしょうか? まず、米の価格を考慮に入れると、5キログラムで約2000円と仮定します。1食分の米は約0.5合(75グラム)で、これは約30円に相当します。
 
また、1回の炊飯にかかる電気代は約5円程度です。これらを合計すると、炊飯器でご飯を炊く場合の1食あたりのコストは約35円となります。これらの結果から、炊飯器で炊くご飯のコストは、パックご飯よりも90円ほど安く済むことが分かります。
 
例えば、1日1食はご飯を食べると仮定した場合、年間で見れば炊飯器でご飯を炊くことで90円×365日の約3万2850円の節約が可能です。炊飯器を新たに購入すると仮定しても、じゅうぶんにお釣りがくる金額です。
 

パックご飯のメリット3選

それではなぜ多くの一人暮らしの人がパックご飯を選ぶのでしょうか? 次にパックご飯のメリットを見ていきましょう。ここでは特に一人暮らしのライフスタイルに合わせたパックご飯の利点を紹介します。
 

1. 手軽さと時短効果

パックご飯の最大の魅力はその手軽さです。炊飯器でご飯を炊くには、米を研ぎ、炊飯する時間が必要です。炊飯が終わった後も、炊飯器の内釜や茶わんを洗う手間が発生します。これに対して、パックご飯は電子レンジで数分加熱するだけで食べられるため、忙しい日々の中で大きな時短効果をもたらします。
 
特に朝や昼の忙しい時間帯には、短時間でおいしいご飯を用意できることが非常に便利です。また、仕事で遅くなった夜や、疲れて料理をする気力がないときでも、簡単に食事を済ませられるのは大きなメリットです。
 

2. 保存のしやすさ

パックご飯の保存のしやすさも見逃せないポイントです。炊飯器で炊いたご飯は、保存するためには冷凍する必要があり、また、冷凍庫のスペースを占拠してしまうこともデメリットとなります。一人暮らしの場合、冷凍庫のスペースは限られていることが多いため、冷凍ご飯をストックするのは難しい場合があります。
 
その点、パックご飯は真空パックされており、常温で長期間保存が可能です。これにより保管場所に困らず、必要な時にすぐに取り出して使える便利さがあります。また非常時の備蓄食としても利用できるため、災害時などに備えておくと安心です。
 

3. 栄養価の安定性

パックご飯のもう1つのメリットは、栄養価の安定性です。最近のパックご飯は衛生的な環境で製造されており、炊きたてのご飯と同様の栄養価を保っています。さらに、製品によっては玄米や雑穀米など栄養価が高いものも選べるため、健康志向の人にも適しています。
 
特に、食物繊維やビタミンが豊富な玄米ブレンドや雑穀入りのパックご飯は、忙しい中でも栄養バランスを保ちながら食事を取ることができるため非常に便利です。これらの点から、栄養価を気にする人にもパックご飯はおすすめです。
 

炊飯器で炊いたご飯はどのように保存する?

炊飯器で炊いたご飯をおいしく食べるためには、保存方法が重要です。炊飯器で一度に多めに炊いて小分けにして冷凍保存することで、時間とコストを節約できます。ここでは、炊飯器で炊いたご飯を冷凍保存する際のコツを紹介します。
 

1.冷凍保存のコツ

まず、炊きたてのご飯を冷凍する際は、まだ温かいうちにラップに包んで冷凍庫に入れると、うま味を保つことができます。また、1食分ずつ小分けにして、なるべく平らに薄くして冷凍することで、解凍時にムラなく温められるようになります。解凍する際には、ラップに少し空気の逃げ道を作ることで、炊きたてのようなふっくらとした食感を再現できます。
 
さらに、炊飯器で炊いたご飯を冷凍保存することで、電気代を節約できるだけでなく、炊飯の手間を減らし、忙しい日々でも簡単においしいご飯を楽しむことができます。これにより、日々の生活において、コスパを最大限に引き上げることが可能です。
 

2.コスト面でのメリット

冷凍保存することを前提にすれば、まとまった量を炊くことができ、1食あたりのコストをさらに抑えることが可能です。例えば、1回の炊飯で3日分のご飯を炊き、それを冷凍保存することで、毎回の炊飯にかかる手間と電気代を削減できます。これによりパックご飯よりも安く、そしておいしいご飯をいつでも楽しむことができます。
 
さらに冷凍保存したご飯は、食べたいときに電子レンジで温めるだけで済むため、時間がないときでも手軽に食事を用意できます。これは一人暮らしで忙しい生活を送る人にとって、非常に大きなメリットとなります。
 

まとめ

結論として、一人暮らしで毎日ご飯を食べる場合は、炊飯器でまとめて炊いて冷凍保存するのが経済的です。年間を通じて見ると、炊飯器でご飯を炊くことで、パックご飯に比べてかなりの節約が期待できます。しかし、忙しい日々が続く人や不規則な食生活の場合は、パックご飯の利便性も見逃せません。
 
パックご飯は手軽さと時短効果、保存のしやすさ、そして栄養価の安定性という点で非常に優れています。一方でコストを重視する場合は、炊飯器でご飯を炊き冷凍保存する方法が適しています。
 
どちらが良いかは、それぞれのライフスタイルや食事の頻度によって異なります。例えば、毎日ご飯を食べる習慣がある人や、食費をできるだけ節約したい人には、炊飯器でご飯を炊く方法がおすすめです。忙しくて自炊の時間が取れない人や手軽に食事を済ませたい人には、パックご飯が適しているでしょう
 
※2024/9/17 記事を一部修正いたしました。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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