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娘の就職祝いに「ハスラー」買ってあげようと思います。そもそも贈与税ってかかるのですか?もしかかる場合は税金を抑えるためにも「中古車」にすべきでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月18日 1時37分

娘の就職祝いに「ハスラー」買ってあげようと思います。そもそも贈与税ってかかるのですか?もしかかる場合は税金を抑えるためにも「中古車」にすべきでしょうか?

娘の就職祝いにスズキの「ハスラー」を贈りたいと考えた場合、「贈与税」がかかるのか不安になりますよね。新車は高額になるため、贈与税が発生するかもしれません。この記事では、贈与税の基本的なルールと、税金を抑える方法を解説します。

親から車を贈ると税金がかかるの?

贈与税とは、身内から財産をもらったときに課される税金です。贈与税の対象は現金だけでなく、車や不動産、宝石など価値のあるものも含まれます。しかし、贈与税には年間110万円の基礎控除があり、110万円以下であれば税金がかかりません。
例えば、スズキの「ハスラー」は新車で約150万〜190万円です。この価格だと110万円を超えてしまうため、その超過分に対して贈与税がかかります。

贈与税はいくらかかる?具体的な計算例

では、実際にどれくらいの贈与税がかかるか、表を使ってわかりやすく説明します。
さまざまグレードはありますが、新車価格が160万円の場合で見ていきます。

項目 金額
ハスラー新車価格 160万円
基礎控除額 110万円
課税対象額(160万円 – 110万円) 50万円
贈与税率(特例贈与財産用10%) 10%
贈与税額(50万円 × 10%) 5万円

※筆者作成

この場合、5万円の贈与税が発生します。なお、親から子への贈与は特例税率が適用されるため、一般贈与よりも税率が低く設定されています。

贈与税を抑えるためのポイント

中古車を選ぶ

新車では贈与税が発生しますが、中古車のハスラーであれば価格が110万円以下になる可能性が高いです。年式や走行距離によって価格が大きく下がるため、中古車なら贈与税を回避できます。

親名義で車を所有する

贈与税を避けるために、親名義で車を購入し、子どもに「貸す」という方法もあります。この場合、名義変更をしないため贈与とはみなされません。

数年に分けて贈与する

贈与税は年間の贈与額に基づくため、1年で110万円を超えないように数年に分けて贈与することで税金を抑えることができます。例えば、1年目に100万円、2年目に60万円を贈与する形です。ただし、これが一括贈与と見なされないよう注意が必要です。

まとめ

娘の就職祝いに「ハスラー」を贈る際、新車の場合は110万円を超える部分に対して贈与税がかかります。具体的には、160万円の新車であれば5万円の贈与税が発生します。しかし、中古車の選択や親名義の所有にすることで、税金を抑える方法もあります。贈与税の基本を理解し、最適な方法で大切なプレゼントを贈りましょう。

出典

国税庁 贈与税がかかる場合

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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