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旅先の「無人駅」で降りたけど、改札がない!? 運賃はどう払えばいいの?「車載型IC改札機」についても解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月22日 4時40分

旅先の「無人駅」で降りたけど、改札がない!? 運賃はどう払えばいいの?「車載型IC改札機」についても解説

普段有人駅を使っていると、旅先で無人駅の利用方法が分からず戸惑った経験をもつ人もいるのではないでしょうか。無人駅とはいっても、本当に何もない駅から、Suicaなどが使えるIC改札機が設置されている駅などさまざまです。また、最近では車載型IC改札機が導入された路線も。   本記事では、無人駅の利用方法や旅先でICカードを利用する際の注意点などを解説します。

無人駅で降りるときはどうすればよい?

無人駅で降りるときには、どのように手続きをすればよいのでしょうか。切符の場合とICカードの場合で説明します。
 

切符の場合

切符を持っているときは、駅や列車に設置されている回収箱に切符を入れます。精算が必要な際は、車掌(ワンマンのときは運転士)に確認するとよいでしょう。
 

ICカードの場合

SuicaやICOCAなどICカードを利用する際は、利用可能エリアであれば、無人駅でもICカードの改札機が設置してあることがほとんどです。出場用の改札機にタッチして精算しましょう。
 
また、JR西日本の七尾線など、一部の路線では車載型IC改札機が導入されていることがあります。これは、バスのように車内に入場用と出場用の改札機が設置されており、乗車時に入場用の改札機に、降車時に出場用の改札機にタッチして精算する仕組みです。
 
IC改札機が設置されている駅では、車載型IC改札機にはタッチせず、駅のIC改札機にタッチします。
 

無人駅から乗る際はどうすればよい?

無人駅から乗る際にはどうすればよいのでしょうか。券売機が設置されている駅では、近距離の切符が購入可能です。長距離の切符を購入したいときは、取りあえず近くまでの切符を購入してあとで精算する方法などが考えられます。
 
券売機の代わりに、乗車駅証明書の発券装置が設置してある駅もあります。また、ワンマン列車のように列車の乗車口に発券装置があるケースもあります。いずれの場合でも、乗車駅証明書を忘れず取って降車駅で精算します。ワンマン列車などでは、バスのように車内で料金を精算するケースもあります。
 
切符も乗車駅証明書も見当たらなかったときは、列車に乗った後に車掌などにどうすればよいのか確認しましょう。
 

旅先でICカードを利用する際の注意事項

普段ICカードが利用できる圏内で生活していると気付きにくいのですが、ICカードには利用可能エリアがあります。乗車駅ではICカードが使える場合でも、降車駅でICカードが使えない場合は、ICカードでの利用ができないため、切符を購入しておかなければなりません。誤ってICカードで乗車したときは、降車駅で駅員に申し出て精算する必要があります。
 
また、ICカードには利用制限があります。例えば、JR東日本のエリアとJR東海のエリアをまたいだICカードの利用は原則としてできません。
 
さらにJR東日本内では、首都圏エリアと仙台エリアなど各エリアをまたいだ利用ができません。JR西日本では、基本的に営業キロ200キロメートル以上の利用ができない制限があります。旅行などでICカードを使う際は、あらかじめ制限事項を調べておくと安心です。
 

まとめ

無人駅を利用する際は、駅に券売機やIC改札機が設置されていることもあれば、何もないこともあります。路線によっては列車内で料金を支払ったり、車載型IC改札機が設置されていたりすることもあります。慣れない路線に乗るときは、列車内でのアナウンスを注意深く聞くほか、利用方法がよく分からないときは、車掌などに確認するとよいでしょう。
 
また、ICカードは利用エリアが限定されているほか、エリアをまたいだ利用が基本的にできません。旅でICカードを使う際は注意して使いましょう。
 

出典

JRおでかけネット ICOCAご利用可能エリア
 
執筆者:山根厚介
2級ファイナンシャルプランニング技能士

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