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職場の先輩の結婚祝いで「1人2000円」を徴収されました。経済的に苦しくても支払うのが一般的でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月25日 3時0分

職場の先輩の結婚祝いで「1人2000円」を徴収されました。経済的に苦しくても支払うのが一般的でしょうか?

職場の同僚が結婚することになった場合、連名で結婚祝いを用意することもあるでしょう。   しかし、経済的な事情は人それぞれなので「本当のところは払う余裕がないが、常識としては払った方がいいのだろうか」と悩むこともあるかもしれません。   本記事では「連名で職場の先輩に結婚祝いを贈る場合、経済的に余裕がなくても払うものなのか」ということについて、結婚祝いの相場も含めてご紹介します。

結婚祝いとは?

そもそも結婚祝いとは、結婚をお祝いする気持ちを込めて贈るものなので、贈る意味合いとしては「ご祝儀」と同じと考えていいでしょう。一般的に、ご祝儀は結婚式に参列する際に持参し、結婚祝いはご祝儀とは別に贈る品物や金品というイメージがあります。
 
結婚祝いは必ず用意しなければならないものではなく、贈る側の気持ちや新郎新婦との関係性にもよるでしょう。例えば、結婚式に出席できない場合にご祝儀の代わりに結婚祝いを贈ったり、特に仲のいい間柄であればご祝儀にくわえて結婚祝いの品物も贈るケースもあるようです。
 

連名で結婚祝いを贈る場合の相場は?

職場の同僚に対して結婚祝いを連名で贈る場合の相場は、一般的に「一人3000円以内」といわれているようです。もちろん、連名にする人の数にもよりますが、あまり高額になるとお返しを用意する際に新郎新婦を困らせてしまう可能性があるので注意した方がいいと考えられます。
 
ただし、会社に規定がある場合は従った方がいいので、事前に確認しておくことをおすすめします。
 
今回の事例では「職場の先輩の結婚祝いとして一人2000円を徴収された」ということなので、相場を考えると特別高いということはないでしょう。
 

経済的に余裕がなくても結婚祝いは贈るべき?

経済状況は人それぞれなので、2000円の結婚祝いを払うことが厳しい場合もあるでしょう。
 
特に、結婚式に出席することになっている場合は、結婚祝いとは別にご祝儀を用意する必要があります。ご祝儀の相場については新郎新婦との関係性によって変わってくるようです。
 
一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会が実施した「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)」によると、職場の上司・同僚・部下からのご祝儀は「3万円」が最多回答額となっています。
 
ご祝儀も用意する予定でいるところに、さらに結婚祝いとして2000円を徴収される場合、支払いをためらってしまうこともあるでしょう。新郎新婦側としても、ご祝儀と結婚祝いの両方を受け取ることで気を遣ってしまう可能性があります。
 
結婚祝いを支払うことが難しい旨を丁寧に説明し、連名から外してもらうことも検討した方がいいかもしれません。
 

ご祝儀を贈らない場合は、結婚祝いは支払った方がいいと考えられる

結婚祝いは「お祝いしたい」という気持ちを込めて贈るものです。今回の事例では「職場の先輩の結婚祝いとして一人2000円徴収された」ということで、経済的に苦しいときでも支払うべきなのか、迷う人もいるでしょう。
 
連名で職場の同僚に結婚祝いを贈る際の相場は「一人3000円以内」といわれているため、2000円なら相場の範囲内です。しかし、結婚式にも参列する予定があり、結婚祝いとは別にご祝儀を用意するのであれば、無理に支払う必要はないかもしれません。
 
ご祝儀を用意する予定がないのであれば、できる限り結婚祝いの徴収金は支払った方がいいと考えられますが、どうしても難しい場合には、経済的な事情を説明して連名から外してもらうことも検討しましょう。
 

出典

一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会 祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度) 集計結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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