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18歳の孫に会うたびにおこづかいを渡したら、娘から「もうあげなくてよい」と言われました。孫へのおこづかいはいつまであげるものですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月26日 2時10分

18歳の孫に会うたびにおこづかいを渡したら、娘から「もうあげなくてよい」と言われました。孫へのおこづかいはいつまであげるものですか?

孫が遊びにくるたびに、おこづかいをあげている方もいるでしょう。孫の年齢によっては、娘や息子に「もうおこづかいはあげなくてよい」と言われるケースもあるかもしれません。   そもそもおこづかいはいつまであげるものなのか、なぜ孫におこづかいをあげたくなるのかを解説します。

孫へのおこづかいはいつまであげる?

孫へのおこづかいがいつまであげるものなのかについては、家庭の考え方による部分が大きいといえます。例えば、金銭的に余裕がないときなど状況によってさまざまです。
 
孫へのおこづかいやプレゼントの金額は、年齢によっても大きく変わるでしょう。例えば、祖父母が定年退職をして、年金生活が始まったとすると当然収入は減ります。収入が減ると自分たちの生活を優先するようになり、孫へのおこづかいをやめるタイミングになるでしょう。
 
孫から「もらって当たり前」という雰囲気を感じたらこれもまた、ひとつのやめどきといわれています。「金の切れ目は縁の切れ目」といいますが、孫と祖父母は決してそのような関係ではありません。
 
また、娘など自分たちの子どもへは「今年でやめるよ」とはっきり伝えることが大切でしょう。
 

孫へのおこづかいなどにお金を使ったシニア世代は6割以上

ソニー生命保険株式会社が2024年8月2日~8月3日の2日間、全国のシニア(50歳~79歳)の男女1000名に対し実施した「シニアの生活意識調査2024」によると、シニア世代の65.6%が孫へのおこづかいやお年玉・お祝い金にお金を使ったことがあると回答しています。1年間の孫への消費額は、平均10万4717円と決して少なくない金額です。
 
孫がいるシニア276名に消費の内訳について質問したところ、1位は前述した「おこづかい・お年玉・お祝い金」(65.6%)と6割以上の祖父母がおこづかいなど「現金」として孫にあげている結果が出ています。また、2位は「一緒に外食」、3位は「おもちゃ・ゲーム」です。
 

祖父母はどのタイミングでおこづかいをあげたくなるのか

祖父母は孫へどのタイミングで、どういった気持ちでおこづかいをあげたくなるのか、おもな理由として以下4点が挙げられるといわれています。

●節目を迎えたとき
●会ったとき
●孫の頑張りを褒めるとき
●共通の趣味を持ったとき

どれも共通していえることは孫への愛情表現ということです。
 
おこづかいをあげるという愛情表現の理由には、孫の年齢によって変化があると考えます。孫が幼いころであれば、とにかくかわいくて、自分たちが子育てをしたころを懐かしく思い、おこづかいをあげることがあるでしょう。
 
孫が大きくなり趣味を持つようになると、共通の趣味から道具を買い与えたり、楽しむためのおこづかいをあげたりといったことがあるといえます。
 
例えば「孫がゴルフを始めたいと言ったので、祖父がゴルフクラブセットを買ってあげた」などです。自分の趣味を孫が始めたり、のめり込んだりすることは祖父母からするととてもうれしいものです。孫の趣味に対して道具やおこづかいを渡すことで、それを後押しすることになるでしょう。いつか孫と趣味を一緒に楽しめるきっかけになるかもしれません。
 

子ども夫婦と相談して孫へのおこづかいをあげる期間を決めよう

経済観念は子育てにおいて非常に大切な分野です。孫へいつまでおこづかいをあげるかは、家族で相談して決めることをおすすめします。明確な決まりはありませんが、高校卒業までや20歳までと大人の階段をのぼる節目のタイミングが適しているでしょう。
 
祖父母が愛情表現として孫におこづかいをあげることは、孫との接点を持つ意味でも非常に重要であるといえます。しかし、おこづかいを渡す頻度や金額は、子育ての考えなどを家族で話し合って決めることがよいでしょう。
 

出典

ソニー生命保険株式会社 シニアの生活意識調査2024
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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