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クレジットカードで3ケ月前の履歴に覚えがありません。「不正利用」されたかもしれないのですが、補償してもらえますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月27日 5時0分

クレジットカードで3ケ月前の履歴に覚えがありません。「不正利用」されたかもしれないのですが、補償してもらえますか?

街中の店舗での買い物や飲食、ネットショッピングなどを利用した際に、クレジットカードで支払う人も多くいるのではないでしょうか。実はクレジットカードを第三者に不正利用されるケースも珍しくなく、被害件数は年々増加の傾向です。なかには数ヶ月が経過してから利用明細などを通して、不正利用に気付く人もいるかもしれません。   本記事では、クレジットカードを安心して利用するために、不正利用の手口や被害に遭った際の対処法などを解説します。

クレジットカードの不正利用の手口

クレジットカードを安心して利用するために、不正利用の手口について理解しておきましょう。不正利用の主な手口は以下のとおりなので、心当たりがある場合は適切な対策が必要です。
 
【フィッシング詐欺】
EメールやSMSのリンクから架空のショッピングサイトに誘導して、クレジットカードや銀行口座の情報を入力させて盗み出す手口
 
【スキミング】
特殊端末(スキマー)を用いてカードの磁気データを読み取る手口。読み取った情報から偽造カードを作成
 
【ネットショッピング詐欺】
架空のネットショッピングサイトにて商品を販売する手口。購入したはずの商品が届かないだけでなく、クレジットカード情報の流出も避けられない
 
【個人情報の漏えい】
第三者によるネットショップへの不正アクセスが理由で、クレジットカード情報などが盗み出される手口

 

不正利用の疑いがあるときの対処法

利用明細書などを通してクレジットカード不正利用の疑いがある場合、適正な支払いであるかどうなのかを確認してみてください。確認した結果、不正利用ではないケースもあり得るからです。
 
不正利用の疑いがあるときは、以下の方法にて対処してみましょう。
 
【利用明細の内容に不自然な点がないか】
利用明細の内容に覚えがないか振り返ってみてください。「いつ・どこで・どのくらい支払ったのか」を把握できれば、不正利用ではないと確認できます。注意点として、クレジットカード払いは加盟店によっては処理に時間がかかります。
 
クレジットカードの利用日と利用明細の記載日が相違するケースもあるため、手元にクレジットカードの利用控えがある場合は内容を照らし合わせてみましょう。
 
【家族による利用を確認】
自分は覚えのない請求でも、家族カードを使って家族がクレジットカード決済を行っているケースも考えられます。家族カードの請求先は本会員と同一だからです。家族カードを発行している場合は、家族にクレジットカードを利用していないか確認してみてください。
 
【利用店舗名を確認】
クレジットカードの請求先名がクレジットカード払いをした店舗ではなく運営する企業の場合があります。請求先に覚えのない名前が記載されていたら、店舗の公式サイトの会社概要などを確認してみてください。

 

一定の要件を満たせば不正利用の補償対象になる

クレジットカード会社によっては、会員規約に基づいて不正利用の請求の取り消し、損害の補償といった対応を行っています。ただし、請求の取り消しや損害を補償してくれるのは、不正利用の申告日からさかのぼって60日前までの利用とするのが一般的です。
 
自身で利用明細などを確認して不正利用の可能性が高いと判断できた際には、クレジットカード裏面の問い合わせ先まで連絡してください。クレジットカード会社で調査を行い、第三者の不正利用が認められれば請求の停止または返金対応が行われます。

 

補償対象にならないケース

不正利用の申告日からさかのぼって60日前までの利用だったとしても、以下に該当する場合は補償の対象になりませんので注意が必要です。
 

・クレジットカード会員の関係者による利用(家族や同居人など)
・クレジットカード会社が請求する書類などを提出しなかった
・クレジットカードの被害状況の調査に協力しなかった
・購入商品などがクレジットカードの登録住所に配送・受領されていた
・故意や過失によって暗証番号やパスワードなどが第三者に知られた

 

不正利用の被害に遭わないための対策をしておこう

クレジットカードの不正利用の被害が増加の傾向にあり、情報を盗み出される手口が多く見られます。不正利用の被害に遭ったとしても、不正利用の申告日からさかのぼって60日前までの利用であれば請求の取り消しや損害を補償してもらえる可能性が高いです。

しかし、60日ではなく3ヶ月前の利用だったり、実は家族や同居人による利用だったりすると、補償対象になりません。不正利用の被害に遭って損をしないためにも、日頃から利用明細を確認する習慣をつけるなどの対策を検討しておきましょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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