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自販機で缶コーヒーを購入!→30メートル先で別の自販機を見ると、同じ商品が「10円安い値段」で売られていました。“同じメーカー”の商品なのに、どうして価格が違うのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月28日 4時40分

自販機で缶コーヒーを購入!→30メートル先で別の自販機を見ると、同じ商品が「10円安い値段」で売られていました。“同じメーカー”の商品なのに、どうして価格が違うのでしょうか?

お店がない街中や夜中でも購入できるドリンクの自動販売機はとても便利ですよね。複数の自動販売機が並んでいたり、数メートルおきに自動販売機が設置してあったりすることも珍しくありません。   商品のラインナップをよく見ていると、同じメーカーの同じ飲料なのに自動販売機によって値段が違っていることがあります。どうして同じメーカーの同じ商品なのに価格が違うのでしょうか?   本記事では、自動販売機の価格が場所により違う理由とお得に自動販売機のドリンクを購入する方法について解説します。

自動販売機の設置には2タイプある

自動販売機の設置には、フルオペレーションとセミオペレーションという2つのタイプがあります。
 
フルオペレーションタイプとは、自動販売機のメンテナンスや売上管理、商品の補充など全てを業者にお任せする方法のことです。フルオペレーションタイプは設置する側が月々の電気代を負担し場所を提供する必要がありますが、面倒な作業は任せつつ売り上げの一部を受け取ることが可能です。
 
一方、セミオペレーションタイプはオーナーが自ら商品を買取して管理し、販売する方法の自動販売機です。セミオペレーションタイプはオーナーが商品の仕入れ・補充・自販機の清掃などをしなければなりませんが、その分売上が自身のものになるのでフルオペレーションタイプ以上に稼げる可能性があります。
 

自動販売機の商品の価格は誰が決めているの?

同じ地域にあり、同じメーカーの同じ商品を販売しているのに値段が違うことがあるのは、自動販売機の商品の値段は自動販売機ごとに決められており、一律ではないからです。
 
フルオペレーションタイプの自動販売機の場合、基本的には自動販売機を設置する人と飲料メーカーが相談して価格を決定しています。設置する場所の人通りや需要・管理のしやすさなどを考えたうえで商品の価格を決めているため、同じメーカーの同じ商品でも自動販売機により商品の価格が異なるのです。
 
また、セミオペレーションタイプの自動販売機はオーナーが自由に価格を決めることができます。ひとつのメーカーと契約して自動販売機を設置するのではなく、さまざまなメーカーの飲料を仕入れて安く販売している格安自販機も登場しています。
 

アプリやポイントを活用しよう

お得に自動販売機のドリンクを購入したい人には、アプリの利用がおすすめです。コカ・コーラやKIRINでは自動販売機とスマホを接続してからドリンクを購入することでスタンプが貯まり、ドリンクチケットに交換できるサービスを実施しています。
 
ドリンクを購入するだけでなく歩くだけでポイントが貯まったり、ポイントが2倍貯まる日があったり、面白いサービスです。
 
ほかにも毎月定額で好きなドリンクが購入できる自動販売機のサブスクがあったり、期間によりクーポンやキャッシュバックなどが受けられたりするので、頻繁に自動販売機を利用する人はチェックしておいて損はないでしょう。
 

自動販売機の価格は場所により異なる

自動販売機の価格は一律ではなく、場所により異なっています。セミオペレーションタイプの自動販売機など価格を自由にオーナーが決められる自動販売機もあるため、自動販売機でドリンクを購入した後、数メートル歩いていたらより安い自動販売機を見つけるということもあり得るでしょう。
 
自動販売機でドリンクを購入するとポイントが貯まるシステムやドリンクチケットなどを上手く活用して、お得に水分補給をしましょう。
 

出典

DyDo 自販機設置コンサルタント 設置Q&A
伊藤園 自動販売機の設置から運営まで
公益財団法人がん研究会 支援自動販売機・給茶機の設置
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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