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「旧札」っていつまで使えるの?自動レジやATMが旧札を受け付けなくなる日はくる?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月27日 0時0分

「旧札」っていつまで使えるの?自動レジやATMが旧札を受け付けなくなる日はくる?

2024年7月3日に1000円札、5000円札、1万円札の新紙幣が発行され、見る機会が徐々に増えています。   なかには、お財布に旧札と新札が両方入っている方もいるのではないでしょうか。このような場合、旧札を早めに使った方がいいのか、いつまで買い物で使用できるのか、少し不安な方もいるかもしれません。   そこで今回は、旧札がいつまで使えるのか、自動レジで使えなくなる日は決まっているのか解説します。

旧札の使用に期限はある?|旧札は自動レジでも使用できる

結論、新紙幣に切り替わっても、旧札の使用に期限はありません。そのため、今後も以前の紙幣は問題なく使える可能性が高いでしょう。財務省と日本銀行は表1にて、旧紙幣について現在も使用できる紙幣を公表しています。
 
表1

発行年 肖像(図柄)
1円札 ・明治18年
・明治22年
・昭和18年
・昭和21年
・大黒天
・武内宿禰
・武内宿禰
・二宮尊徳
5円札 ・昭和21年 ・彩文模様
10円札 ・昭和21年 ・国会議事堂
100円札 ・昭和21年
・昭和28年
・聖徳太子
・板垣退助
50円札 ・昭和26年 ・高橋是清
500円札 ・昭和26年
・昭和44年
・岩倉具視
・岩倉具視
1000円札 ・昭和25年
・昭和38年
・昭和59年
・平成16年
・聖徳太子
・伊藤博文
・夏目漱石
・野口英世
2000円札 ・平成12年 ・守礼門
5000円札 ・昭和32年
・昭和59年
・平成16年
・聖徳太子
・新渡戸稲造
・樋口一葉
1万円札 ・昭和33年
・昭和59年
・平成16年
・聖徳太子
・福沢諭吉
・福沢諭吉

出典:日本銀行「現在発行されている銀行券・貨幣」/財務省「昔のお金は使えますか」を基に筆者作成
 
表1に記載のある紙幣は現在も「現金」として使用できます。ただし、店員が旧札のデザインを知らないことも考えられるため、店舗で支払う際には注意が必要です。
 
また、1~500円札は自動レジの対応が難しい可能性があります。特に、自動レジはお金が指定の場所に振り分けられるため、現在発行されていない1~500円札は振り分け場所がない場合があるでしょう。
 
平成16年発行の旧札に関しては、自動レジも旧札・新札対応しているため、どちらで支払っても問題ないでしょう。明確に旧札の対応ができなくなる日は決まっていないため、引き続き以前の紙幣で買い物ができるでしょう。
 

万が一、新札しか対応できない場面があったときはどうする?

日本銀行によると、損傷した紙幣や流通が不便な旧札に関しては日本銀行本店・支店にて引き換えてもらえるようです。
 
また、通常の銀行でも紙幣交換をしてもらえるところもあります。ただし、一定の枚数以上の交換には手数料が発生する可能性があるため、注意が必要です。
 
2024年以降、平成16年発行の旧札と新札が自動レジなどでは使いやすいため、手元に2世代前以前の旧札が残っている方は交換も検討してみてください。
 

基本的には、自動レジやATMでの旧札の使用は可能

基本的に旧札の使用期限は決まっておらず、新札が発行されるまでメインで使用されていた平成16年発行の紙幣は自動レジでも使うことができます。自動レジが旧札を使用できなくなる特定の日程は決まっていないため、今後もしばらくは通常の買い物で支払いができるでしょう。
 
しかし、一部ATMで利用できなくなっている紙幣もあり、レジのシステムによっては支払いも難しい状況です。そのため、旧札の種類によっては日本銀行で交換を行い、通貨として不自由ない状態にしておくといいでしょう。
 

出典

日本銀行 現在発行されている銀行券・貨幣
日本銀行 損傷したお金の引き換え窓口
財務省 昔のお金は使えますか
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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