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退職金500万円で資産運用をしようと思います。証券会社が倒産したらこのお金はどうなりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月26日 9時0分

退職金500万円で資産運用をしようと思います。証券会社が倒産したらこのお金はどうなりますか?

「株や投資信託を購入したいと考えているけど、もし取引している証券会社が倒産したら自分のお金はどうなるの?」と不安に思う人もいるかもしれません。 この記事では、証券会社がもしも倒産してしまった場合に、お金や株がどうなるのかを分かりやすく説明します。

証券会社が預かっているお金や株の管理について

証券会社は、顧客が預けたお金や株を自分たちのお金とは別で管理しています。この仕組みを「分別管理」といいます。そのため、たとえ証券会社が倒産しても、顧客のお金や株が証券会社の借金を返すために使われることはありません。
具体的には、証券会社は自分たちの口座とは別に、顧客のための口座を持っており、そこで預かったお金や株をしっかりと管理しているのです。
また、投資信託などの商品についても心配はいりません。証券会社は投資信託を売っているだけで、実際にお金を保管しているのは信託銀行です。証券会社が倒産しても投資信託はそのまま守られます。
 

預けたお金も安全?

証券会社に預けている現金も「顧客分別金」という形で、信託銀行が保管しています。これにより、証券会社が倒産しても、そのお金は信託銀行から全額返ってくるので安心です。
 

証券会社が分別管理をしっかりと運用できていなかったらどうなる?

万が一、証券会社が分別管理をしっかりと運用できていなかったらどうなるのかについても、気になる点ですよね。そのようなケースは違法ですが、そのために「投資者保護基金」という制度があります。この制度は、分別管理を違法に運用していた証券会社が倒産してお金や株が戻ってこない場合に、最大1000万円までの補償をおこなってもらえるというものです。
ただし、これは「証券会社が倒産した場合の損失」を補うもので、株式や投資信託そのものの値下がりや投資の失敗を補償してくれるわけではありません。投資にリスクがあることはしっかり理解しておく必要があります。
 

証券会社が倒産しても基本的に大丈夫

証券会社が倒産しても、しっかりと「分別管理」されていれば、顧客のお金や株は守られます。もし管理が不十分でも、「投資者保護基金」で1000万円まで補償してもらえるので、運用している資産が1000万円に満たない方は必要以上に心配する必要はありません。
ただし、元本保証や利益保証はされないので、投資をする際はリスクも理解しておきましょう。

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