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「食べたいものを食べる」といって食費に「月8万円」かける娘夫婦…20代であれば普通なのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月27日 4時50分

「食べたいものを食べる」といって食費に「月8万円」かける娘夫婦…20代であれば普通なのでしょうか?

月々の食費にいくらかけるかは、収入や家族の人数などによって変わってくるはずです。しかし、最近は物価高の影響もあり、できるだけ食費を節約しようとしている人も増えているかもしれません。   そのような状況の中だと「娘夫婦の節約意識が低いのではないか?」と心配してしまう人もいるでしょう。本記事では、若い世代における1ヶ月の食費の平均を始め、20代の節約志向についても詳しくご紹介します。

若い世代の1ヶ月の食費はどのくらい?

総務省統計局の「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(2023年)」によると、34歳以下の2人以上世帯における1ヶ月の食費の平均は6万7540円です。細かい内訳は表1の通りです。
 
表1

項目 金額
穀類 4969円
魚介類 2901円
肉類 6571円
乳卵類 3433円
野菜・海藻 5546円
果物 1514円
油脂・調味料 2912円
菓子類 6854円
調理食品 8979円
飲料 4623円
酒類 1816円
外食 1万7423円

※総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(2023年)」を基に筆者作成
 
今回の事例では食費が「月8万円」ということなので、平均と比べると1万2000円ほど高めですが、それほど大幅に食費がかかっているというわけではないかもしれません。
 

20代の節約志向は高い? 低い?

株式会社リクルートが実施した外食市場調査によると、20代男性の48.6%、20代女性の47.8%が「最近の物価高で節約志向が高まった」と答えています。男性はほかの年代と大差ありませんが、女性は40代以降になると50%を超えていることから、年代による差が出てくることが分かります。
 
また「物価高の前から節約を意識している」という20代は、男女ともに6割程度を占めています。特に、外食での節約を意識している人の割合が増えているようです。
 

20代におすすめしたい食費の節約方法

食べたいものを食べながらも、少しでも食費の節約につなげる方法をいくつかご紹介します。
 
まず、収支を把握するために家計簿アプリを利用するといいでしょう。買い物したレシートをスマホのカメラで撮影するだけで家計簿を作成できるため、手間をかけずに済むでしょう。
 
また、コンビニはできるだけ利用せず、スーパーやドラッグストアなどで買い物することをおすすめします。なるべく特売日を狙ってまとめ買いすることで、食費の節約につながりやすいでしょう。
 
そのほか、食材は上手に使い切ることも大切です。冷蔵庫にある食材で作れる料理があるかどうか、事前に調べて調理するようにすると、無駄がなくなります。
 

食費「月が8万円」だと平均より1万2000円ほど高い

今回の事例では「娘夫婦が食費に月8万円かけている」ということですが、34歳以下の二人以上世帯における1ヶ月の食費の平均は6万7540円となっています。月8万円だと平均より1万2000円ほど高いことになるため、節約したいと考えているのであれば対策が必要になるでしょう。
 
ただし「食べたいものを食べる」という気持ちが強く、節約志向がそれほど高くない人もいるようなので、無理に節約を強いることは難しいかもしれません。
 
食費を節約するにはアプリで家計簿を作成して管理したり、まとめ買いをしたりする方法もあります。食費以外での節約を考えている場合は、まずはなにから節約できるか確認することから始めてもいいでしょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯(2023年)表番号3-2
株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研 最近の物価高で節約志向が高まった人は49.4% 外食での節約方法TOP3は、「クーポン」「スマホやカード支払いでポイント取得」「インターネット予約でポイント取得」(3・6ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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