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「乾燥機付き洗濯機」と「乾燥機」。洗濯物を乾かすだけなら電気代はどちらが安い?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月27日 5時0分

「乾燥機付き洗濯機」と「乾燥機」。洗濯物を乾かすだけなら電気代はどちらが安い?

「ベランダがないので洗濯物を外に干せない」「仕事が忙しくて洗濯物を干す時間がない」などの理由で、乾燥機の使用を検討される家庭もあるでしょう。   その際、乾燥機能付きの洗濯機か乾燥機のどちらを購入すべきか、迷われることもあるかもしれません。乾燥機を使用するにあたって特に電気代がどのくらいかかるのかが気になる場合は、どちらが安く済むのか確認してみるとよいでしょう。   本記事では、乾燥機能付き洗濯機と乾燥機それぞれの乾燥にかかる電気代とともに、電気代の節約方法についてもご紹介します。

乾燥機能付き洗濯機を使って乾燥する際にかかる電気代は?

1時間当たりの電気代は「消費電力(キロワット)×電気料金単価」で算出できます。電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安単価としている31円/キロワットアワーを使って計算しました。
 
消費電力は商品によって異なるため、カタログなどで確認しておきましょう。例えば、乾燥に必要な消費電力が1240ワットのドラム式洗濯乾燥機の場合だと、キロワットに直して「1.24キロワット×31円/キロワットアワー=38.44円」となります。
 
この洗濯乾燥機は洗濯の標準コースが36分、洗濯~乾燥の標準コースが約93分なので、乾燥には57分かかる計算です。約1時間と考えると、1回の乾燥に約38円の電気代がかかると思ってよいでしょう。
 
一方、乾燥に必要な消費電力が1000ワットの縦型洗濯乾燥機の場合は、1時間当たりの電気代が「1キロワット×31円/キロワットアワー=31円」となります。
 
この洗濯乾燥機は洗濯の標準コースが30分、洗濯~乾燥の標準コースが約195分なので、乾燥には約165分(2.75時間)かかる計算です。31円×2.75時間=約85.25円となり、ドラム式洗濯乾燥機よりも50円近く電気代が高くなります。
 

乾燥機を使って乾燥する際にかかる電気代は?

次に、乾燥機を使う場合の電気代を計算していきましょう。
 
例えば、強運転での消費電力が1180ワットの衣類乾燥機だと「1.18キロワット×31円/キロワットアワー=36.58円」となります。1時間の乾燥コースに設定した場合、約37円の電気代がかかるということなので、ドラム式の乾燥機能付き洗濯機で乾燥した場合とほとんど同じくらいの電気代がかかることになるようです。
 

洗濯物の乾燥にかかる電気代を節約する方法

洗濯物を乾燥させる際にかかる電気代を、できるだけ節約するためのおすすめの方法をご紹介します。
 
まず、乾燥させる前に洗濯物をしっかり脱水させておきましょう。脱水が不十分なまま乾燥機に入れてしまうと、乾燥に時間がかかる可能性があります。その分、余分な電気代もかかってしまうことになるでしょう。
 
また、一度にたくさんの洗濯物を乾燥させようとすると生乾きの状態になり、もう一度乾燥機にかけなければならなくなってしまいます。洗濯物をある程度の量に分けて洗うなどして、調整しましょう。
 

ドラム式の乾燥機能付き洗濯機と乾燥機では電気代があまり変わらない場合もある

洗濯物の乾燥に「乾燥機能付き洗濯機」と「乾燥機」を使った場合、電気代はどちらが安く済むのか気になる人もいらっしゃるでしょう。
 
今回の例でいうと、ドラム式の乾燥機能付き洗濯機だと、乾燥機と比較して電気代に大きな差はなく、縦型洗濯乾燥機だと乾燥機より50円近く電気代が高くなるようです。
 
乾燥機の電気代は事前に洗濯物をしっかりと脱水させておくことや、一度にたくさんの洗濯物を乾燥させないようにすることなどによって節約できる可能性があるため、試してみるとよいでしょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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