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娘とスーパーに行ったとき、値引き品を買うのが恥ずかしいと言われました。実際に購入している人の割合はどのくらいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月28日 4時20分

娘とスーパーに行ったとき、値引き品を買うのが恥ずかしいと言われました。実際に購入している人の割合はどのくらいでしょうか?

一般的に、スーパーでは夕方になると値引き商品が販売されますが、値引き商品を選ぶことに対して抵抗を感じる人もいるようです。   特に家族の間でこのような意見の違いがある場合、どれくらいの人が実際に値引き商品を積極的に利用しているのかが気になるでしょう。   この記事では、値引き商品を購入する方の割合と、値引き商品を購入する理由としない理由、メリットについて解説します。スーパーの値引き商品を購入することに迷いがある方は、ぜひ参考にしてください。

値引き商品を購入する割合

農林水産省が2020年に行った食品産業動態調査によると、全体で約6割~約7割の方がスーパーなどで値引き商品を購入していることが分かりました。値引き商品を購入する割合を、年代別にまとめたものが表1です。
 
表1

男性 女性
全体 66.7% 74.1%
20代 62.1% 75%
30代 64.6% 74.3%
40代 69.5% 74.2%
50代 68.5% 76.7%
60代 67.2% 70.9%

※農林水産省 「食品産業動態調査」を基に筆者作成
 
表1から、スーパーで値引き商品を購入することは、一般的に行われているといえるでしょう。
 

値引き商品を購入する理由、しない理由

スーパーで値引き商品を購入する理由と、反対に購入しない理由はなにか気になる方も多いでしょう。
 
値引き商品を購入する理由として、定価販売されている商品を購入するよりも食費を節約しやすくなる点があげられます。以下に、スーパーで値引き商品を購入しない理由についてまとめました。
 

・購入予定の商品ではない
・品質に心配がある
・賞味期限が短い
・健康によくなさそう
・自分が欲しいメーカーのものではない
・なんとなく恥ずかしい

 
賞味期限または消費期限が迫っている商品が多いことから、品質の心配をする方が多いようです。
 
ただし、値引きされているからと買う予定のない商品を購入すると、結果的に節約にならないこともあります。値引き商品を購入する際は、本当に必要かどうかをよく考えてから購入するようにしましょう。
 

値引き商品を購入するメリット

値引き商品を購入するメリットは以下の通りです。
 

・同じ商品を購入するより食費を節約できる可能性がある
・食品ロスの削減につながる可能性がある

 
値引き商品は購入されなかった場合、そのまま破棄されるといわれています。そのため値引き商品を購入することで食費を節約できるだけでなく、食品の廃棄を減らし環境によい影響を与えられる可能性があるのです。
 

スーパーの値引き商品を購入する割合は約6割~7割。値引き商品を購入するメリットは、食費を節約できることである

農林水産省が2020年に行った食品産業動態調査によると、全体で約6割~約7割の方がスーパーなどで値引き商品を購入しているということが分かりました。スーパーで値引き商品を購入することは、一般的に行われているといえるでしょう。
 
値引き商品を購入する理由は「食費を節約できるから」である一方、「賞味期限または消費期限が迫っているから」という理由で購入しない人も一定数いるようです。
 
すぐに食べる予定のある食料などは、値引き商品を購入することで食費を節約できたり、食品ロスの削減につながったりするなどのメリットを得られる可能性があるでしょう。
 

出典

農林水産省 食品産業動態調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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