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使わなくなった通帳に残っている「5000円」は放置し続けたらどうなる?微妙な金額なのでそのままにしておいていいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年9月30日 2時30分

使わなくなった通帳に残っている「5000円」は放置し続けたらどうなる?微妙な金額なのでそのままにしておいていいでしょうか?

使わなくなった通帳に「5000円」が残っている場合、微妙な金額であることから、そのまま放置しておくかどうか迷う方もいるかもしれません。たとえ少額であっても、放置し続けると口座にどのような影響が出るのか気になるところです。   ここでは、長期間放置した場合のリスクや、少額でも解約や管理を考えるべき理由について詳しく説明します。

10年以上取引がない預金は休眠預金に

10年以上取引がない預金は、年間約1200億円発生しているといわれています。
 
こうした取引のない預金は「休眠預金」として分類され、社会課題の解決に役立てられています。具体的には、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金(休眠預金など)は、民間公益活動に活用されています。
 

休眠預金になっても引き出しは可能

休眠預金に指定された後でも、預金者は取引のあった金融機関の窓口に通帳や取引印、本人確認書類などを持参すれば、預金を引き出すことができます。手続きの詳細については、直接取引のあった金融機関に問い合わせてください。
 

休眠預金になりそうな場合、通知が来る可能性がある

休眠預金になる前に通知が届く場合があります。事前に通知を受け取れば、休眠預金になるのを防ぐことが可能です。ただし、この通知が送られるのは、以下の条件を満たしている場合です。
 

・預金残高が1万円以上であること・登録住所が正しいこと
・電子メールアドレスが登録されていて、有効であること

 

使わない通帳を安全に処分する方法

使わない通帳を安全に処分する方法として、以下の3つの方法が効果的です。
 

個人情報部分を塗りつぶす

まず大事なのは、個人情報が記載されている部分を塗りつぶすことです。
 
名前や住所、口座番号などを黒い油性マジックや、個人情報保護スタンプで塗りつぶします。その後、通帳をハサミやカッターなどで細かく裁断し、複数の袋に分けて処分しましょう。塗りつぶすだけでは不十分であるため、必ず裁断もあわせて行うことが重要です。
 

銀行窓口での廃棄依頼

店舗によっては、通帳が新しくなった場合に古い通帳を銀行窓口で廃棄してもらえるケースもあります。
 
ただし、通帳更新以外のタイミングでは、このサービスを受けられないことがあるので注意が必要です。また、ため込んだ通帳を一度に持ち込んでも、対応してもらえない場合があるため、繰り越し時に銀行に確認するのがよいでしょう。
 

銀行や金融機関によっては口座維持手数料がかかる場合がある

口座維持手数料とは、銀行や金融機関が口座を維持するためにかかる手数料のことです。この手数料は、月ごとや年ごとに課金されます。
 
口座維持手数料が発生する条件や金額は金融機関によって異なり、1000円以上する場合もあれば無料の場合もあるので、金融機関に問い合わせてみることをおすすめします。
 

使わなくなった通帳に残っている5000円を放置すると、一定期間後に休眠預金として扱われる可能性がある

使わなくなった銀行口座に、少しだけお金が残っている場合どうしたらいいか困ることもあるでしょう。5000円のような少額だと、「まあ、いいか」と放置してしまう方もいるかもしれません。
 
少額でも口座を長期間放置することは、休眠預金や手数料の発生というリスクがあるため、できるだけ早めに手続きを行い、必要であれば解約や移行を検討することをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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