有休を使って「1週間沖縄」に旅行に行きます。国内でも長期間の場合は「旅行保険」に入ったほうがいいのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月6日 6時10分
国内旅行であれば、旅行保険に加入する必要がないケースも多いです。しかし、「国内旅行とはいえ、1週間も旅行をするなら国内旅行保険に加入したほうがいい?」と悩む人もいるでしょう。そこで、本記事では、国内旅行保険の補償内容や必要性について解説します。
国内旅行保険の補償内容
国内旅行保険は、国内を旅行中に起こりうるトラブルを補償する保険です。主に補償される内容は、以下のとおりです。
・けがや病気
・高度障害や死亡時
・事故
・盗難
・賠償責任
国内旅行中にけがや病気をした際や高度障害、死亡時にも保険金が支払われます。その他、事故を起こしたり盗難にあったりといった場合にも、補償を受けられるでしょう。また、他の人や物などに損害を与えてしまった際の補償には、賠償責任補償があります。
国内旅行の旅行保険は不要?
1週間の沖縄旅行のような、長期間の滞在であるなら国内旅行保険に加入すべきと考える人もいます。国内旅行保険に加入すればさまざまな補償は受けられるものの、保険料が負担になるケースもあるでしょう。本項では、国内旅行で旅行保険に加入しなくてもよい理由を解説します。
健康保険が使える
国内旅行であれば、もしも病気やけがをして病院にかかったとしても、いつも使っている公的な健康保険が使えます。海外旅行の場合は医療費が高額になることもあるため旅行保険に加入しておくと安心ですが、国内旅行であれば必要ない人も多いでしょう。
加入中の保険を利用できる
国内旅行保険は、旅行中のさまざまなトラブルを補償してくれます。しかし、それらの補償はすでに加入している保険で対応できる可能性があります。
例えば、火災保険・自動車保険・個人賠償責任保険には、損害賠償補償や携行品損害補償があります。これらは特約として補償されるケースが多いため、あらかじめ確認しておきましょう。
国内旅行保険に加入しておくとよい人
国内旅行であれば、旅行保険は必要ない人も多くいます。しかし、旅行の目的や旅先の土地によっては、旅行保険に加入することでさまざまなリスクを減らせるかもしれません。そこで本項では、国内旅行であっても旅行保険に加入しておくとよい人の特徴について解説します。
けがのリスクがあるスポーツなどをする
サーフィンやスキー・スノーボード、登山といったけがのリスクがあるスポーツを目的として国内旅行をする場合は、国内旅行保険に加入しておくとよいでしょう。けがだけでなく、遭難した場合の捜索費用も補償されることがあります。
ただし、スカイダイビングやハンググライダー、山岳登はんといった危険なスポーツやレジャーによってけがをした場合は、補償の対象外となることもあるため注意が必要です。
他の保険に加入していない
火災保険や自動車保険、個人賠償責任保険などの保険に加入していて、損害賠償補償や携行品損害補償がついていれば国内旅行保険は不要といえます。これらの保険に加入していない、または補償をつけていない場合は国内旅行保険に加入して備えるとよいでしょう。
離島など天候の影響を受けやすい土地に旅行する
台風などの悪天候があった場合、飛行機や船で移動できなくなる恐れがあります。特に沖縄のような離島の場合は特に気をつけなくてはなりません。飛行機や船で移動できない場合に電車や車で帰ることは難しく、宿泊を延長せざるをえないケースもあるでしょう。国内旅行保険に加入していれば、宿泊費などの追加費用を補償してもらえるケースもあります。
留守中の盗難が心配
旅行中、留守にしていた自宅に空き巣が入った際に、補償を受けられる国内旅行保険もあります。高価な物などの財産があり、長期間家を空けることが不安な人は国内旅行保険に加入するとよいでしょう。ただし、火災保険の盗難と重複する可能性が高いので、自分が加入している保険の内容を確認してください。
国内旅行保険が必要か検討してみよう
国内旅行をする場合、1週間の長期間であっても保険に加入するメリットは多くありません。しかし旅行の目的や場所によっては、加入しておくと安心できることもあります。
自分にとって国内旅行保険が必要かどうかを検討して備えることで、旅行を楽しめるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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