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うちの母は「歯ブラシ」を「お湯」につけて毛先を「まっすぐ」にしています。「節約」にはなるかもしれませんが、衛生面が心配です…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月10日 10時10分

うちの母は「歯ブラシ」を「お湯」につけて毛先を「まっすぐ」にしています。「節約」にはなるかもしれませんが、衛生面が心配です…。

歯ブラシを適切なタイミングで交換した方がいいと分かっていても、なんとなく使い続け「もったいないから」と交換を先延ばしにする人がいるかもしれません。   なかには毛先の広がった歯ブラシを熱湯につけてまっすぐに整えることで、長持ちさせている人もいるでしょう。しかし、節約のためとはいえ、お湯につけて形を戻すことは推奨されていないようです。   本記事では、歯ブラシの交換時期の目安や、歯ブラシをお湯につけて毛先を「復活」させることで、どれくらいの節約効果があるのかを解説します。歯ブラシをお湯につけて長持ちさせる以外の方法もご紹介しているため、参考にしてください。

歯ブラシの交換目安時期

歯ブラシの交換時期の目安は、1ヶ月に一度とされているようです。歯ブラシの状態としては、毛先が広がったり弾力が落ちたりしたタイミングとなっています。
 
毛先が開いた歯ブラシは、新しい歯ブラシよりも歯垢の除去率が約4割もダウンするともいわれています。使い方によってはさらに長い期間使用できる可能性もありますが、歯磨きで効率よく歯垢を落とすためにも、歯ブラシの交換は定期的に行う方がよいでしょう。
 

お湯で歯ブラシの毛先を復活させることによる節約効果

歯ブラシ1本あたりの値段は安いものだと、150円程度となっています。1ヶ月に一度歯ブラシを交換すると、1年間に必要な歯ブラシの購入費用は1人あたり約1800円になります。
 
熱湯につけて歯ブラシの毛先を整えることで購入頻度が2ヶ月に一回になると仮定すれば、6ヶ月分の歯ブラシを購入する必要がなくなり、1年間で900円程度の節約ができるでしょう。
 

歯ブラシをお湯につけることによるデメリット

歯ブラシの多くは、ナイロンやポリエステルなどの耐熱性の低い素材で作られています。そのため、熱湯をかけると毛先が変形してしまい、効果的な歯垢除去ができない可能性があるでしょう。さらに、毛先が劣化すると雑菌が繁殖しやすくなってしまう点にも注意が必要です。
 
また、歯ブラシを熱湯につける行為を何度も繰り返すことで、歯ブラシそのものが溶けてしまうおそれもあります。お湯につければ一時的には毛先が戻り、継続して使用できるかもしれませんが、これらのリスクが伴う点は認識しておきましょう。
 

お湯につける以外で歯ブラシを長持ちさせる方法

お湯につける以外で考えられる歯ブラシを長持ちさせる方法は、以下の通りです。


・歯ブラシの汚れを落とし清潔に保つ
・使った歯ブラシは水気を落として風通しのよい場所に立てておく

歯磨きの後の歯ブラシには食べかすや歯の汚れがついている場合が多いです。汚れをしっかり落とさずそのままにしておけば雑菌が繁殖して、カビが生えたり臭いがついたりする可能性もあるでしょう。
 
歯を磨いた後は歯ブラシもしっかり洗って水気を拭き取り、清潔な状態で風通しのよい場所に立てて乾燥させることが重要です。
 

お湯で歯ブラシの毛先を復活させると節約につながる可能性はあるが、変形したり雑菌が繁殖したりするリスクもある

歯ブラシは1ヶ月に一度の交換が推奨されています。状態の目安としては、毛先が広がったり弾力が落ちたりしてきたタイミングです。そのまま毛先が劣化した歯ブラシで歯磨きをすると、歯垢の除去率が下がり、歯磨きの効果が下がると考えられます。
 
歯ブラシを熱湯につけて毛先を復活させて使用すると、節約につながる可能性はあります。
 
しかし、歯ブラシの多くはナイロンやポリエステルなどの耐熱性が低い素材で作られており、毛先や本体が変形するおそれがあるため注意が必要です。節約効果もそれほど大きくはない点や衛生面も踏まえると、定期的に交換した方が良いでしょう。
 
もし少しでも歯ブラシを長持ちさせたい場合は、歯磨き後にきれいに洗い流し、風通しのよい場所に立てて乾燥させる方法を試してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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