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運転免許の「一発試験」とはどのようなもの?教習所へ通う場合との費用比較や設けられている理由を解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月11日 10時20分

運転免許の「一発試験」とはどのようなもの?教習所へ通う場合との費用比較や設けられている理由を解説

運転免許を取得する際は、基本的に教習所へ通学してから試験を受けることが一般的でしょう。しかし、教習所へ通わず取得できる一発試験も設けられており、なぜこのような試験があるのか気になる人もいるかもしれません。   この記事では一発試験がどのようなものかとあわせて、教習所に通う際の費用とどのくらい違うのか、合格難易度はどの程度あるのかをご紹介します。また、一発試験が設けられている理由についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

一発試験とは?

一発試験とは、教習所へ通学せずに受験する免許試験のことです。直接運転免許センターや運転免許試験場に出向き、その場で受験する必要があります。
 
なお、教習所に通って免許を取得するのと同じように、仮免と本免の試験をどちらも受けなければなりません。まずは仮免許の学科試験および技能試験を受け、合格した場合は定められた期間の路上練習が必要です。その後本免許試験を受け、合格すれば取得時講習を受講し、免許証の交付を受けられます。
 
受験時は原付免許または小型特殊免許、仮免許を所持している場合は忘れずに持参しましょう。また、基本的には平日しか試験を実施していないため、土日祝日などには受けられない点に注意が必要です。
 

教習所に通うのと比較して一発試験はどのくらい安い?

自動車免許を取得する際に一発試験を選ぶ場合、教習所へ通うのと比較すると、安く済むケースがほとんどとされています。まず、一発試験にかかる費用は3万円前後とされており、この中には受験費用や取得時講習の費用が含まれています。ただし、あくまでも1回で合格した場合の費用である点には注意してください。
 
教習所に通う場合は、30万円~35万円程度が相場と考えられます。オートマチック限定かマニュアルかで料金は異なるようで、この金額はあくまでも最低限の教習回数で卒業した場合の料金です。自動車教習所が提供するオプションを利用する場合は、追加費用がかかるケースもあるため、事前に確認しましょう。
 
このことから、教習所に通うのと比較すると、一発試験は25万円以上安く受けられると分かります。費用面だけで見れば、一発試験には大きなメリットがあるといえるでしょう。
 

一発試験の合格難易度は?

一発試験の合格率は、5%程度とされています。普通免許試験全体の合格率は70%程度とされているため、難易度は高いものと考えられるでしょう。
 
一発試験が設けられているのは、免許失効や取り消し、更新漏れなどで免許を失った人が受験するためとされているようです。そのため、免許を持っていない人が一発試験を受けて合格する確率は、ほぼゼロに等しいと考えられるでしょう。
 
また、運転免許を持っている人であっても、一発試験に落ちてしまうケースは珍しくないようです。試験官も警察官が担当するため、教習所に比べて厳しく採点されるのも、一発試験の合格率が低い理由と考えられます。
 

一発試験が設けられているのは免許を失効した人が再度免許を取得するためと考えられる

一発試験は、教習所へ通わずに運転免許の試験を受けられる制度です。おもに免許を失効した人が受けるために設けられており、初心者が受けるのは控えるべきといえるでしょう。
 
合格率も5%程度にとどまるため、免許を失効した人であっても合格するのは難しいと考えられます。ただし、教習所へ通うのに比べると、費用が25万円以上もおさえられるでしょう。
 
一発試験を希望する場合は、免許センターや試験場での手続きが必要です。詳しい内容については、お住まいの地域やエリアを管轄する免許センター・試験場のホームページに記載されているため、希望する場合は確認してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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