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「ワンコイン」で牛丼が食べられる時代はもう終わり? 「価格上昇」が止まらない「外食産業」の現状とは

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月11日 3時50分

「ワンコイン」で牛丼が食べられる時代はもう終わり? 「価格上昇」が止まらない「外食産業」の現状とは

かつてはワンコインで楽しめた牛丼も、今や価格上昇の波が押し寄せて外食産業全体が価格改定に直面しています。牛肉の仕入れ値の高騰や輸送費の増加が牛丼の価格上昇に影響しており、消費者にとっても負担が増しているようです。   この記事では、外食産業における価格上昇の背景を詳しく解説し、特に牛丼などの定食メニューの価格変動の理由を解説しています。牛丼の価格上昇に疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

牛丼の価格高騰が止まらない

2024年7月時点で各牛丼チェーン店は、値上げを発表しています。以下にまとめました。


・株式会社松屋フーズ:牛めし(並盛)400円から430円(税込み)
・株式会社吉野家:牛丼(並盛)468円から498円(店内・税込み)
・株式会社すき家:牛丼(並盛)400円から430円(税込み)

メニューや丼の大きさで、価格は変わります。また、店内で飲食する場合とテイクアウトする場合とでは消費税の関係から価格が変わる場合がありますので、参考程度にしてください。
 

肉の仕入れ値の高騰が背景にある

各牛丼チェーン店共に牛肉の仕入れ値の価格高騰の影響により、値上げしていると発表しています。牛肉の東京市場での取引価格も、値上がりがみられています。以下にまとめました。


・令和2年:2459円
・令和3年:2702円
・令和4年:2607円
・令和5年:2558円

牛肉の仕入れ値の価格高騰は、干ばつによる牛の飼育頭数自体が減少していることや、原油高による輸送費の上昇、飼料の価格の高騰、長期間にわたる円安などさまざまな理由が影響しているようです。
 
海外で特に中国では、牛肉を食べる習慣が定着したことや、焼き肉ブームなどがあり需要が急激に高まっています。牛肉の価格は、長期的に見ても値下がりをする可能性は低いと考えられているので、牛丼の価格は下がる可能性は低いと考えられます。
 

関東では深夜割増料金が加算される

牛丼の価格が上昇している原因として、牛肉の仕入れ価格の高騰以外にも関東では深夜割増料金が加算されることがあげられます。以下にまとめました。


・株式会社松屋フーズ:深夜割増料金として7%前後を加算
・株式会社すき家:深夜割増料金として7%を加算

株式会社吉野家は、現時点では深夜割増料金が加算されるという発表はないようです。22時から翌日の5時の間に加算されるので、その時間を避けると節約につなげられる可能性があります。
 

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