送迎用の車を買いたいという妻は「7万円」かけてボディカラーを変更したいそうです。ボディカラーの「オプション費用」はどのくらいなのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月11日 10時0分
車を購入するにあたって、ボディカラーを重視する人は少なくないようです。ボディカラーは車の第一印象になる部分であり、せっかくなら気に入ったカラーを選びたいと考える人もいるかもしれません。その際に、ボディカラーを変更する場合の相場がどれくらいなのか気になる人もいるでしょう。 今回はボディカラー変更にかかるオプション費用の相場や、色による価格の違い、変更のメリットをご紹介します。
ボディカラー変更にかかるオプション費用の相場は?
ボディカラー変更にかかるオプション費用の相場は、もともと提供されているかどうかで異なります。メーカーが展開しているカラーを最初から選ぶ場合、特殊な色でなければ特に追加費用なしで変更できるでしょう。
例えばマツダのFLAIRであれば、ピュアホワイトパールやスチールシルバーメタリックを選ぶと、追加で2万2000円の費用が必要です。スズキのハスラーは、ピュアホワイトパール塗装の場合2万7500円の追加費用がかかるとされています。
このことから、新車でボディカラーを7万円かけて変更するのは、相場よりも高めだと考えられるでしょう。一方中古車の場合、全塗装は20万~50万円になるようです。部分塗装はパーツによって異なり、ボンネットは3万~6万円、ドアは5万~10万円が目安とされています。
ボディカラー変更の費用は色によって異なる?
ボディカラー変更の費用は色によって異なることがあるようです。おもに塗装の違いが関係していると考えられており、使用する塗料の値段がそのままオプション費用に反映されているといえるでしょう。
車のボディは一般的に3層が重なっており、カラー部分に単色かつ光沢の少ない「ソリッド塗装」を使用している場合は、費用が安くなる傾向にあるとされています。
一方、パールやメタリックなど塗装の手間がかかる場合や塗料そのものが高くなる場合は、価格も高くなるようです。その分高級感が生まれたり、光沢のある見た目になったりするため、自分の求める条件に合わせてカラーを決めるとよいでしょう。
ボディカラーを変更するメリット
ボディカラーを変更するメリットとして考えられるのは、おもに以下の3つです。
●売却する場合に高値がつく可能性がある
●経年劣化した部分を塗装できる
●車を買い替えずに済む
中古車を購入する際、色を重視する人は少なくないでしょう。一般的には白や黒、シルバーなどの定番色が中古車市場では人気を集めており、これらに該当する場合は高値で売れる可能性もあります。また、市場への流通数が少ないカラーの場合でも、高値で取引されるケースもあるようです。
ボディカラーを変更すれば、経年劣化によって塗装がはがれた部分も塗り替えられます。そのため、同じ車に長く乗り続けたいと考えている場合にも適した選択肢といえるでしょう。
さらに、車の見た目が気になって買い替えを検討している場合も、塗装してしまえばその費用がなくなると考えられます。買い替えに比べてボディカラー変更の方が安く済むケースもあると想定できるため、この部分もメリットといえるでしょう。
ボディカラーの変更は、新車の場合で2~3万円程度が相場と考えられる
ボディカラーの変更をする場合、色にもよりますが、新車の場合で2~3万円程度が相場になるようです。特殊な色であったり、メーカーで提供していない色に変更したりする場合は、より高額な費用が必要になると想定しておきましょう。
基本的に高額になるカラーは、パールやメタリックなどとされています。対してソリッド塗装と呼ばれるものは、費用が安くなる傾向にあるようです。
ボディカラーの変更にはメリットとデメリットがそれぞれあるため、自分の求める条件や内容に合わせて、変更するかを判断しましょう。
出典
マツダ株式会社 MAZDA FLAIR HYBRID XG カンタン見積り カラー・シート選択
スズキ株式会社 HUSTLER 価格・グレード
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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