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入社4年目で「年収320万円」の会社員です。平均と比べたら多い方でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月12日 2時10分

入社4年目で「年収320万円」の会社員です。平均と比べたら多い方でしょうか?

入社4年目は、業務に慣れ、上司や同僚との関係性もできあがってくる時期です。しかし、その一方で仕事や給与、自分のキャリアを見つめ直すことが多い時期でもあるでしょう。自分の給与が、ほかの人と比べて平均的なのか気になる方もいるかもしれません。   本記事では、入社4年目の平均年収や、転職する場合のメリット・デメリットについて解説します。

入社4年目の平均年収はいくら?

新卒入社で4年目といえば、高校卒業の場合は22歳、大学卒業の場合は26歳であることが一般的です。総務省統計局の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、該当の年齢付近の平均年収(企業規模10人以上)は、表1の通りです。
 
表1

年齢 給与月額 ボーナス 平均年収
20〜24歳 24万7700円 37万8900円 335万1300円
25〜29歳 28万9800円 66万3100円 414万700円

※総務省統計局「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成
 
表1より、20代の前半と後半では賞与に30万円ほどの差があるため、年収にも開きがあることが分かります。ただし、性別や企業規模、業界、職種などによっても給与やボーナスの額は異なる可能性があります。
 
今回のように入社4年目で年収320万円の場合、高校を卒業して4年目の22歳であれば、平均的といえるでしょう。ただし、大卒の場合は平均よりも100万円程度低い可能性があります。
 

入社4年目で転職するメリット・デメリット

もし現在の会社に不満がある場合や、スキルアップを考えている場合は、転職するのも1つの方法です。しかし、転職にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
 
入社4年目で転職する場合に考えられる、メリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】

・年収が上がる可能性がある
 
・人間関係の悩みが解消する可能性がある
 
・前職とは違う経験やスキルが得られる可能性がある
 
・ワークライフバランスを整えられる可能性がある

【デメリット】

・年収が下がる可能性もある
 
・1から人間関係を築く必要がある
 
・受け取れる退職金や企業年金が少なくなる場合がある
 
・ローンが通りにくくなる可能性がある

もし、今後転職を検討する場合は、上記のようなメリット、デメリットがあることを頭に置いておきましょう。 
 
転職について検討する前に、「自分は入社時と比べてどのくらい成長しているか」を振り返ってみるのもよいでしょう。
 
モチベーションの低下を感じている場合は、ロールモデルとなる上司を見つけると意欲が湧くかもしれません。現在の自分の状況を知り、どのようなキャリアを歩んでいくか再度考えてみましょう。現在の会社で成果を上げ、年収を伸ばす方法もあります。
 

入社4年目で年収320万円は高校卒業の場合は平均的だが、大学卒業の場合は平均より低い可能性がある

「入社4年目の年収が320万円」というケースは、高校卒業者であれば平均的、大学卒業者であれば平均より低い可能性があることが分かりました。性別や企業の規模、業界、職種などによっても差があるため、自分の状況と照らし合わせて平均かどうか判断することをおすすめします。
 
また、入社4年目は、業務を覚えて知識やスキルがついてくる時期です。そのため、業務量をこなす必要もあるでしょう。新卒のときよりも難しい業務を割り振られることが増えるため、悩みを抱える人も少なくないようです。
 
転職することで、悩みや不満を解決できる場合もありますが、メリットだけでなくデメリットも存在します。もし状況改善のために転職を希望する場合は、自分の今後の生活、キャリアに対する考え方も含め多方面から検討しましょう。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 賃金構造基本統計調査 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 産業大分類 表番号1
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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