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母の「ETCカード」を借りてドライブに行こうと思います。「名義人の同乗が必要」と聞いたのですが「規約違反」となった場合はどのような「罰則」があるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月12日 9時50分

母の「ETCカード」を借りてドライブに行こうと思います。「名義人の同乗が必要」と聞いたのですが「規約違反」となった場合はどのような「罰則」があるのでしょうか?

高速道路を利用して遠出する際、家族のETCカードを借りようとしている人がいるかもしれません。家族のETCカードを借りる際、カードの名義人が乗車していなければならないルールがあると聞き、不安に感じている人もいるでしょう。   今回は、他人のETCカードを借りる行為が問題ないのかについて詳しく解説します。そのほか、名義人以外のETCカードを利用した際の罰則や、誤って使用してしまった場合の対処法についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

他人のETCカードを借りる行為は問題ない?

ETCカードは、基本的に名義人以外の利用が認められていません。そのため、仮に母の個人名義で契約しているETCカードを借りて使用してしまうと、利用規約に違反する可能性があります。
 
ただし、ETCカードの名義人が同乗している場合、本人が運転しているかどうかに関係なく、利用しても問題はないようです。判断基準は同乗しているかどうかであり、名義人本人がいなければ、該当のETCカードを利用できません。
 

名義人以外のETCカードを利用した際の罰則はある?

名義人以外のETCカードを利用した場合、電子計算機使用詐欺罪に問われる可能性があります。不正通行に該当すると判断されたケースでは、通常料金の3倍に相当する額を請求された事例も見られました。
 
また、大口多頻度割引利用者に該当する場合、その権利がはく奪されるケースもあるようです。この場合、自分自身だけでなくETCカードを貸した家族にも迷惑がかかってしまうでしょう。
 
ETCカードの不正利用は、思わぬところからバレてしまう可能性があります。そのため、家族であっても借りることはやめ、正しい方法で利用しましょう。
 

誤って自分名義以外のETCカードを使用した場合はどうすればよい?

もし、自分名義以外のETCカードを誤って使用した場合は、まず高速道路を管轄する会社へ連絡しましょう。問題となるのは通行料金の部分となるため、あとから発覚すると割増料金で請求される可能性があります。
 
このとき、連絡はできるだけ早めにしておくとよいでしょう。通行に関する情報を確認できなかった場合、最大料金で請求されてしまうこともあるようです。
 
誤って自分名義以外のETCカードを使用しないためには、乗車前にETCカードの挿入状況を確認するとよいでしょう。車によっては、ETCカードの挿入状況や有効期限などのアナウンスが流れることもあるため、聞き流さずに内容を確認することが大切です。
 

ETCカードの利用は基本的に名義人が運転もしくは同乗している場合のみ認められている

ETCカードの利用は、基本的に名義人本人しか使用を認められていません。運転しているかどうかではなく、同乗しているかが判断基準となるため、この部分を覚えておくと誤って使用することはなくなるでしょう。
 
仮に、ETCカードを借りて高速道路を通行すると、電子計算機使用詐欺罪に問われるケースもあるようです。実際に不正利用が発覚した際は、通常料金の3倍に相当する額を請求された事例も見られました。
 
もし、意図せずに自分名義以外のETCカードを使用した場合は、すぐに高速道路の管轄会社へ連絡しましょう。その後、どのように対応すればよいかを確認し、速やかに正しい手順で対策、処理を行ってください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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