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妻「年収106万円だから扶養内で働けるはず」→実は10月から「社会保険」に強制加入に!? これまで払う必要がなかったのになぜ? 理由を解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月14日 4時30分

妻「年収106万円だから扶養内で働けるはず」→実は10月から「社会保険」に強制加入に!? これまで払う必要がなかったのになぜ? 理由を解説

社会保険の扶養に入れなくなる年収は130万円であり、これまではこの数字を目安に収入を調整していた人もいるでしょう。しかし、2024年10月にパート・アルバイト従業員の社会保険加入対象が拡大となり、年収106万円でも会社の社会保険に加入する、つまり配偶者の扶養から抜けてしまう人が出てきます。   社会保険料負担により手取りが減ってしまうため、困惑する人もいるでしょう。本記事では、新たに社会保険に加入しなければいけない人が増える理由と対応について考えていきます。

10月からパート・アルバイトの社会保険加入範囲が拡大

2024年10月からの社会保険加入対象者は次の通りです。

1.週の勤務が20時間以上
2.給与が8万8000円以上
3.2ヶ月以上働く予定がある
4.学生ではない
5.従業員51人以上の企業で働いている

この中でも注目すべきは、5番目の「従業員51人以上の企業」という基準です。これまでは「従業員101人以上」の企業が対象でしたが、2024年10月からはその基準が引き下げられました。
 
2024年9月までは4番目までの条件を満たしていても、100人以下の会社に勤めている人であれば、社会保険の加入義務はありません。
 
しかし、2024年10月からは51人以上100人以下の企業に勤めている人で、4番目までの基準を全て満たす人が、新たに社会保険加入の対象となります。
 
2番目の条件である月額8万8000円は、年額にすると105万6000円です。つまり、年収が106万円の人で、かつほかの条件も満たす人は社会保険の対象者となってしまいます。
 

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