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自宅の軒先で「スズメバチの巣」を発見! サイズも小さいし、自分で駆除して大丈夫? それとも業者に任せるべき? 駆除する場合の注意点も解説

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月17日 5時0分

自宅の軒先で「スズメバチの巣」を発見! サイズも小さいし、自分で駆除して大丈夫? それとも業者に任せるべき? 駆除する場合の注意点も解説

毎年多くの人が被害に遭っているスズメバチですが、家の軒先に巣を作ることも少なくありません。見つけた場合はすぐに駆除する必要がありますが、巣が小さいと「駆除費用がもったいないし、これなら自力で対処できるかも?」と考える人もいるのではないでしょうか。   そこで、今回はスズメバチの巣が小さければ、自力で対処して問題ないのかについて考えていきます。

基本的には業者一択

結論から述べると、スズメバチの巣の駆除は専門家に任せるべきです。
 
日本では、毎年スズメバチをはじめとする蜂に刺され、死亡する事案が発生しています。スズメバチの場合、7月~10月頃まで活発に活動していますが、特に秋のスズメバチは来年女王となる幼虫が誕生する、餌となる昆虫が減少するなどの要因によって、非常に攻撃的です。
 
素人が下手に手を出すと大惨事になりかねないため、巣が小さくても自力で対処しないようにしましょう。
 

スズメバチの巣の駆除にかかる費用の相場

専門業者にスズメバチの巣の駆除を依頼する場合、1万~5万円程度が費用相場になります。
 
費用は蜂の種類や巣の大きさなどによって変動しますが、スズメバチは作業の危険度がトップクラスに高いため、費用が高くなりやすいです。ただし、巣が小さい段階で駆除できれば、費用を抑えられる可能性もあります。
 
また、自治体によっては行政が駆除を行っていたり、スズメバチ駆除の助成金や補助金などの制度が整っていたりする場合もあります。役所のホームページを利用して、情報収集を行ってみましょう。
 

スズメバチの巣を駆除する際の注意点

スズメバチの巣を駆除する際は、業者はもちろん、依頼者自身も安全管理を徹底しなければなりません。具体的には、以下の点に注意しましょう。
 

スズメバチを刺激しない

業者がスズメバチを駆除している間は、スズメバチを刺激するような行動は避けるよう注意しましょう。スズメバチを刺激する代表的な行動は、以下のとおりです。


・手や棒などでスズメバチを追い払う
・大きな声や音を出す
・慌てて逃げる素振りを見せる
・香水や整髪料を使用する
・黒い衣類を身につける

スズメバチを刺激すると攻撃性が増し、駆除作業に支障をきたす可能性が高まります。
 

スズメバチの死骸に触らない

駆除後にスズメバチの死骸を見つけても、不用意に触ってはいけません。スズメバチの死骸は、死後1日程度は反射的に針の部分が動きます。そのため、死骸の処理をする際はほうき、ちりとりを使用しましょう。
 

刺されたらすぐに冷やす

万が一スズメバチに刺された場合は、患部を流水で洗い流し、傷口から毒を絞り出してからステロイドの軟膏を塗り、冷水や保冷剤でしっかり冷やします。毒を口で吸い出そうと考える人もいますが、口内に虫歯や傷があるとそこから全身に毒が回る可能性があるため危険です。
 
対処後は、アナフィラキシーショックの症状が出ないかよく観察してください。もし患部以外の場所にじんましんが発生したり、呼吸困難になったりした場合は、すぐに病院へ行きましょう。
 

スズメバチの駆除は個人で行わない!

スズメバチは一般的な蜂と比べて、凶暴性も毒性も強いです。そのため、基本的には専門家に駆除を依頼するのをおすすめします。
 
また、スズメバチの巣は放置すればその分大きくなり、駆除費用もかさみます。余計な費用をかけないためにも、見つけたらできるだけ早く対処しましょう。
 

出典

厚生労働省 蜂刺されによる労働災害を防止しましょう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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