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人が生涯で購入することになる車は何台くらいですか?車好きの夫が「買い替えたほうがお得だから」と言っていますが、本当でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月24日 2時20分

人が生涯で購入することになる車は何台くらいですか?車好きの夫が「買い替えたほうがお得だから」と言っていますが、本当でしょうか?

車を所有している人の中には、生涯で何台の車に乗るのか気になる人もいるでしょう。また、車は頻繁に買い替えたほうがお得と考える人もいます。本記事では、車の平均保有期間や買い替えのメリット・デメリットをはじめ、買い替えにおすすめのタイミングや、買い替えを避けるほうがよいタイミングを紹介します。

車の平均保有期間

日本自動車工業会が行っている「2023年度乗用車市場動向調査について」によると、車の平均保有期間は、7.2年でした。仮に、30歳で車を購入し、70歳まで乗り続けるとすると、生涯でおよそ6台の車に乗ることが予測できます。
 

車を買い替えるメリット

車を買い替える主なメリットは、安全性能や燃費の向上です。最新の車には、事故回避のための技術や環境に配慮した低燃費エンジンが搭載されており、長期的にみれば車の買い替え安全性や経済的な面で最適な選択肢といえるでしょう。
 
また、人気の車種を早めに売却すると、思った以上に高い価格で売れる可能性があります。特に、メーカー保証が残っている新車や状態がよい車は、価値が高くなりやすいでしょう。
 

車を買い替えるデメリット

車の買い替えにはまとまった費用がかかる点がデメリットです。新車の購入となると、頭金やローンの支払いが生活費を圧迫する可能性もあり、場合によっては数百万円にもおよぶ支出が必要です。
 
新しい車は燃費やメンテナンスコストを抑えられますが、購入費用が節約できるコストを上回ることも少なくありません。買い替えによる経済的な負担をしっかりと計算し、メリットとデメリットを比較して判断しましょう。
 

車の買い替えがお得なタイミング

ここでは、お得に車を買い替えられるタイミングを紹介します。
 

自動車業界の決算期前

自動車業界の決算期前は、車の買い替えにおすすめのタイミングです。3月と9月は多くの自動車メーカーや販売会社の決算期です。決算期前には多くの車を販売するためのセールやキャンペーンが実施されます。また、各販売店は年間の売上目標を達成しようとするため、価格交渉に柔軟に応じてくれる可能性が高くなるでしょう。
 
さらに、在庫整理のために早期売却が行われる場合も多く、購入者にとっては交渉のチャンスが広がるでしょう。
 

新型モデルが発売される前

新型モデルが発売されるタイミングも、買い替えにおすすめです。新型モデルが発売される前に現行モデルの車を売却すれば、比較的高めの査定額での売却が期待できます。一般的に、車のモデルチェンジは5~10年のサイクルで行われます。新型が登場したあとは旧型の価値が下がりやすくなるため、モデルチェンジ前の売却により、損失を最小限に抑えられるでしょう。
 
ただし、車種や市場の需要によっては価値の下がり方に差が出る場合もあります。人気が高い車種であれば、新型モデルの登場前に売却することで、想像以上に高い査定額を得られる場合があります。車のモデルチェンジが近づいている場合は、早めの買い替えが経済的といえるでしょう。
 

車を買い替えないほうがよいタイミング

ここでは、車を買い替えないほうがよいタイミングを紹介します。
 

車検を終えたばかりのタイミング

車検を終えたばかりのタイミングは、車を買い替えないほうがよいでしょう。車検は2〜3年ごとに行われる法定点検であり、費用は10万円前後かかることが一般的です。車検を終えた直後に車を買い替えると、車検代が無駄になってしまいます。
 
また、車検を受けたばかりだからといって査定額が大幅に上がるわけではありません。車検を受ける時期が近くなったら、買い替えを検討してみてください。
 

税金を支払ったばかりのタイミング

自動車を所有していると、年に1度自動車税の支払いが必要になります。毎年5月末が支払期限ですが、自動車税を支払った直後に車を買い替えると、1年分の支払いが無駄になってしまいます。車の買い替えを検討している場合は、5月の自動車税の支払いを見据えてスケジュールを調整するなど、計画的に行動しましょう。
 

車はタイミングを見計らって買い替えるのがよい

車の平均保有期間は7.2年であり、若いうちに車を所有すれば、将来的に購入台数も多くなる可能性があります。お得なタイミングを確認して、車の買い替えを行いましょう。
 

出典

一般社団法人日本自動車工業会 2023年度乗用車市場動向調査について – JAMA –
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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