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「700円」超えの「コンビニ弁当」を見かけたのですが、正直「高い」と思いました。こう感じるのは私だけではないですよね…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月26日 2時30分

「700円」超えの「コンビニ弁当」を見かけたのですが、正直「高い」と思いました。こう感じるのは私だけではないですよね…?

最近の物価高によって、コンビニ弁当の値上げが相次いでいます。プレミアム系商品の流行に伴い、期間限定で高価な弁当を販売するところもあります。   商品によっては、弁当の単価が700円を超えるものもあるようです。700円を超える弁当を買うのであれば、外食で済ませる人もいるかもしれません。そこで今回は、コンビニ弁当に対する予算の目安について解説します。

弁当の購入費用はどれくらいが目安?

全国農業協同組合連合会「現代人のお弁当事情に関するアンケート」によると、弁当の購入費の上限を500円以内に抑えたいと考えている割合は、全体の44.9%でした。
 
なお、価格ごとの割合は、400円までが16.8%、300円までが13.7%、600円までが9.8%です。値段を気にしない人の割合は、わずか4.9%でした。この結果から、700円以上のコンビニ弁当を購入する人は、少数派であると分かります。
 

弁当を自炊するとどれくらい費用が変わる?

同組合が実施したアンケート調査のなかでは、自炊弁当1食あたりに200円〜300円使うと答えた方はおよそ29%でした。また、別の回答においては、理想の費用について「300円まで」と答えた方が多数です。この結果から、自炊弁当の費用は300円が目安であることが分かります。
 
500円のコンビニ弁当と比べると1食あたり200円の差が生じ、ランチを週に2回コンビニ弁当にすれば、1ヶ月(4週間と仮定)あたりおよそ1600円(200円×2回×4週)も食費が上がる計算です。1年間なら1万9200円もの差がつきます。
 
また、700円の弁当の場合では、1食あたり400円の差です。1ヶ月続けば3200円、1年間で3万8400円も食費が上がります。
 

コンビニ弁当のデメリット

ここからは、コンビニ弁当の具体的なデメリットについて見てみましょう。
 

塩分が多い

自炊弁当なら塩分を調整できますが、コンビニ弁当ではできません。たまに食べる程度なら問題ありませんが、毎食をコンビニ弁当で済ませると、塩分や脂質、糖質に栄養が偏ってしまう可能性があります。
 

野菜が少ない

コンビニ弁当は、全体的に野菜が不足する傾向にあります。実際にコンビニの弁当を見れば分かりますが、大半の商品にはごくわずかしか野菜が入っていません。
 
1日に必要な野菜量は350グラム以上といわれているため、コンビニ弁当が多い食生活だと、カリウムやビタミンといった栄養が不足するおそれがあります。
 

太りやすい

コンビニ弁当のおかずに注目すると、唐揚げやトンカツといった揚げ物を中心に構成されているものが多くあります。お昼から頑張るためのエネルギーチャージには最適な献立ですが、全体の栄養バランスが糖質と脂質に偏っている傾向があるため、毎日食べ続けると太ってしまう可能性があります。
 

コスト重視ならコンビニよりスーパーの弁当がおすすめ

弁当の選択肢には、コンビニだけでなくスーパーもあります。一般的に、コンビニの商品は割高といわれるため、食費を節約しながら弁当を買うならスーパーのほうが安上がりになる可能性があります。
 
また健康面を考慮しても、コンビニ弁当ばかり食べるのはよくありません。塩分やカロリー量が多く、野菜不足になりやすい点には注意が必要です。工夫次第で食費を抑える方法は多くあるため、時間の余裕に合った最適な方法を模索しましょう。
 

出典

全国農業協同組合連合会 現代人のお弁当事情に関するアンケート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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