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わが家の「100万円」のタンス預金…家に大金を置くのは不安なので銀行に預けたいのですが「手数料」などはかかりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月25日 4時10分

わが家の「100万円」のタンス預金…家に大金を置くのは不安なので銀行に預けたいのですが「手数料」などはかかりますか?

タンス預金は、金額が大きくなればなるほど強盗などのリスクもあり、自己管理を徹底しなければなりません。100万円のタンス預金がある場合、大金を家に置き続けるよりも銀行に預けた方が紛失することもないため安心です。   ここでは、100万円を銀行でまとめて入金できるか、その際に手数料が発生するかについて解説します。あわせて、タンス預金のデメリットについてもご紹介します。

銀行で100万円をまとめて入金できる? ATMでは手数料がかかる可能性がある

基本的に、銀行で100万円をまとめて入金することは可能です。ただし、ATMを利用する場合は、手数料がかかったり入金枚数に制限があったりするので、利用している銀行の詳細を確認しておきましょう。
 
例えば、土日祝や時間外に入金する場合は手数料が110~330円程度かかる銀行もあります。特にコンビニのATMの場合は、深夜〜早朝にかけて手数料が上がるため、注意が必要です。
 
また、ある銀行では、入金枚数が紙幣200枚・硬貨100枚までと制限されています。そのため、100万円をすべて1万円札で入金する場合は問題ありませんが、上限枚数以上になる場合は窓口で入金する方がいいでしょう。
 

タンス預金は違法なの?

タンス預金は正しく管理をしていれば、違法ではありません。ただし、タンス預金で相続税を回避することを目的とした場合は、脱税に該当するため違法です。仮に税務署に見つかった場合は、追加の支払いや最悪の場合は刑事罰などのペナルティーがあるようです。
 
そのため、自身でタンス預金をすること自体は違法ではありませんが、タンス預金を相続財産として申告しなかった場合は違法になります。申請漏れなどのリスクを考えると、事前に銀行に預けておいた方が安心でしょう。
 
また、タンス預金はデメリットが5つあります。

●災害や盗難などリスクが大きい
●利息が一切つかない
●旧硬貨が無効になると、タンス預金は無価値になる
●インフレで価値が下がる
●紛失する可能性がある

タンス預金は家で簡単にできますが、自身で適切に管理をする力が必要です。特に、100万円をタンス預金していると第三者に知られた場合、強盗にあうリスクもあるため、口外は避けるべきです。また、雨や地震などの際にタンス預金を守る保証がないため、万が一家に被害があった場合、預金が0になる可能性もあります。
 
さらに、旧硬貨・紙幣が無効になった場合も危険です。銀行であればお金としての価値を保持できますが、現金で保管しているタンス預金では「お金」として判断されなくなるため、100万円が無価値になる可能性があります。大金であればあるほど、物理的に紛失する損失も大きくなるため、銀行に預けておいた方が長期的に安心して預金できるでしょう。
 

タンス預金の「100万円」はまとめて入金が可能|ATMで預ける場合は110〜330円ほど手数料が発生する可能性あり

タンス預金の「100万円」は、銀行窓口でもATMでも、基本的にまとめて入金できます。ATMの場合は一度に預け入れられる紙幣や硬貨の枚数に制限があるため、ご利用の銀行のルールを確認しましょう。
 
また、ATMでの入金には手数料が110~330円ほど発生する場合もあります。銀行や商業施設に設置してあるATMとコンビニのATMでは手数料が異なります。時間帯によっても異なるため、手数料をおさえたい場合は銀行などのATMで9~18時の間に預ける方法がおすすめです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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