ヘアカットの頻度は男女でどれくらい違う? 「統計データ」から、生涯でかかる費用差をシミュレーション
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月28日 4時10分
ヘアカットの頻度は男女で大きく異なります。頻度の差は生涯にかかる美容院の費用にも影響を与えるでしょう。多くの場合、男性は女性よりもヘアスタイルが短い傾向にあり、カットの頻度も高くなるようです。一方、女性はヘアスタイルや美容習慣の違いによって、カットの頻度が少なくてもスタイルを維持しやすいケースも多くあります。 本記事では、男女のヘアカット頻度の違いを統計データで確認し、生涯にかかる美容院の費用にどれほどの差が生まれるのかをシミュレーションしてみましょう。
男女別ヘアカットの頻度
マイボイスコム株式会社が「MyVoice」のアンケートモニターを対象に行った調査結果によると、男女別の美容院に行く頻度は表1の通りです。
表1
男性 | 女性 | |
---|---|---|
月に1回 | 26.0% | 8.9% |
2ヶ月に1回 | 39.2% | 26.7% |
3・4ヶ月に1回 | 19.0% | 37.3% |
半年に1回 | 2.8% | 15.9% |
※マイボイスコム株式会社「ヘアカットに関するアンケート調査」を基に筆者作成
アンケート結果から、男性のボリュームゾーンは2ヶ月に1回、女性のボリュームゾーンは3~4ヶ月に1回であることが分かりました。
生涯でかかる美容院代の男女の費用差を計算
ここでは、男女ともに20歳から60年間、一定のペースで美容院に通い続けた場合のカット代を計算します。なおカット代は、1回5000円で統一します。
男性の場合、美容院に2ヶ月に1回の頻度で通うとすれば、計算式は以下の通りです。
5000円×6回/年×60年間=180万円
女性の場合、美容院に3ヶ月に1回の頻度で通うとすれば、計算式は以下の通りです。
5000円×4回/年×60年間=120万円
男性と女性とでは、生涯の美容院代に60万円もの差が発生する可能性があります。
美容院代を節約する方法
美容院代は積み重なると意外と大きな出費になりますが、ちょっとした工夫で節約できる可能性があります。ここでは、美容院代を抑えるためのポイントを紹介します。
通う美容院を固定しない
通う美容院を固定せず、都度を変えると節約につながる可能性があります。多くの美容院では、新規顧客に対して初回割引を提供しており、カット代が通常料金より安くなるケースがあります。
また、さまざまなサービスを省略することにより、1000円や2000円などの低価格でカットのサービスを提供している店舗もあります。カット代が安い店舗や初回特典を受けられる店舗などを利用して、美容院代の節約につなげましょう。
ヘアカラーは暗めの色をベースにする
ヘアカラーを選ぶ際には、全体を暗めの色にしましょう。暗いベースカラーは、髪が伸びた際にも根元が目立ちにくい上、白髪が気になる方はハイライトを加えることで白髪をぼかせる効果もあるといわれています。ブリーチやパーマの施術も髪へのダメージが増すうえ、大きな出費にもつながる可能性があるため、節約を第一に考える場合は避けるほうがよいでしょう。
美容院に通う頻度差によって生涯60万円もの金額差が生まれる可能性がある
ヘアカットの頻度や美容院でのケア方法によって、男女の生涯にかかる費用には大きな差が生まれる可能性があります。ただし、工夫次第で美容院代も節約できると考えられます。自分に合ったヘアスタイルにしたり、利用する美容院を変えたりすれば、費用を抑えつつおしゃれを楽しめるでしょう。
出典
マイボイスコム株式会社 ヘアカットに関するアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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