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車を「セレナ」から軽自動車の「N-BOX」に乗り換えたいのですが、黄色ナンバーは正直抵抗があります。軽でも「白ナンバー」にする方法はありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年10月29日 2時20分

車を「セレナ」から軽自動車の「N-BOX」に乗り換えたいのですが、黄色ナンバーは正直抵抗があります。軽でも「白ナンバー」にする方法はありますか?

家族が少なくなるなどの理由から、日産のミニバン「セレナ」のようなファミリーカーから、よりコンパクトで経済的なホンダ「N-BOX」などの軽自動車への乗り換えを検討する人も多いでしょう。   しかし、軽自動車に乗り換える際に「黄色ナンバー」が気になるという人もいるかもしれません。白ナンバーに比べて、かっこ悪いと感じる人も少なくありません。実は、軽自動車でも白地のナンバープレートにする方法が存在します。   本記事では、その方法や費用について詳しく解説します。

軽自動車でも「白ナンバー」を取得できる?

軽自動車のナンバープレートは、一般的に黄色地に黒文字であることが特徴です。普通車と一目で区別できるこの黄色ナンバーが嫌だという声もあります。しかし、軽自動車でも条件を満たせば、普通車のような白地のナンバープレートを取得することが可能です。
 
以前、軽自動車でも「白ナンバー」を取得できる方法として「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」や「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」がありました。
 
これらは特定のデザインが施された期間限定の特別ナンバープレートで、軽自動車であっても白いナンバープレートを使用することができました。しかし、これらの特別ナンバーは既に受付が終了しています。
 
それでは現在、軽自動車で「白ナンバー」を取得するにはどうすればよいのでしょうか?
 

「図柄入りナンバープレート」で「白ナンバー」のようになる?

現在でも軽自動車で「白ナンバー」を取得できる方法として、図柄入りナンバープレートがあります。このナンバープレートは、ベースは白地ですが、周囲に黄色の枠線がつくため、厳密には普通自動車の白ナンバーとは少し違います。
 
それでも、通常の黄色だけのナンバープレートとは違い、ぱっと見ると白ナンバーにも見えるため、人気があります。現在、申請可能な図柄入りナンバープレートには、次の3種類があります。
 

・大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
・全国版図柄入りナンバープレート
・地方版図柄入りナンバープレート

 
いずれも、新車・中古車の購入時だけでなく、現在の車のナンバーのまま図柄入りナンバープレートに交換することができます。
 

大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート

2025年に大阪で開催予定の日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を記念した特別仕様のナンバープレートです。万博を盛り上げるため、関西に限らず全国の希望者へ交付されます。
 
受付は2022年秋から始まっており、 交付は2025(令和7)年12月26日までの期間限定となっています。料金は申請する地域によって異なりますが、軽自動車の場合、7920円~1万10円です。
 
また、ナンバープレートにはフルカラー版とモノトーン版があり、1000円以上の寄付をすることで、フルカラー版を選ぶことが可能です。寄付金は、万博の開催に関連した交通サービスの充実などに使われます。
 
なお、寄付をしない場合のモノトーン版は、図柄が目立たなく、遠くから見ると、黄色い枠線以外は普通車のナンバープレートとあまり変わりません。シンプルなナンバープレートを好む人には、モノトーン版をおすすめします。
 

全国版図柄入りナンバープレート

全国版図柄入りナンバープレートは、全国47都道府県の花をモチーフにしたナンバープレートです。この全国版図柄入りナンバープレートも、交付は2027年4月30日までの期間限定となっています。
 
料金は申請する地域によって異なり、軽自動車の場合、7720円~1万10円です。
 
また、大阪・関西万博のナンバープレートと同様、フルカラー版とモノトーン版があり、1000円以上の寄付をすることで、フルカラー版を選ぶことが可能です。寄付金は、交通事故の削減や観光振興、環境負荷の軽減などに活用されます。
 

地方版図柄入りナンバープレート

地方版図柄入りナンバープレートは、地域の風景や観光資源を図柄とし、地域の魅力を全国に発信することを目的に、2018年から交付が始まりました。料金は申請する地域によって異なり、軽自動車の場合、7410円~1万10円となります。
 
ただ、神奈川県など未導入の地域もあるため、自分の居住地が図柄入りナンバープレートに対応しているか確認する必要があるでしょう。
 
ほかのナンバープレートと同様、フルカラー版とモノトーン版があり、寄付することでフルカラー版を選ぶことができます。
 

図柄入りナンバープレートに変更する方法

軽自動車を購入するときに、ディーラーや販売店に依頼することで、変更できます。また、すでに保有している軽自動車のナンバーを変えたい場合は、「一般社団法人全国自動車標板協議会」のWebサービスで申し込むことも可能です。
 
大阪・関西万博特別仕様、全国版図柄入り、地方版図柄入りの各ナンバープレートの申請に対応しています。
 

図柄入りナンバープレートで白ナンバーに近づけるには

軽自動車でも図柄入りナンバープレートに交換することで、普通車と同様に白地のナンバーとすることができます。
 
ただ、このままでは周囲に黄色の枠線が付いていて、それも隠したいという要望も多いようです。自動車用品店では、黄色の枠を覆うナンバーフレームが販売されており、これを装着することで限りなく白ナンバーのように見せることができます。
 
なお、ナンバープレート自体にシールを貼ったり、ナンバープレートの文字や模様を消したりするなどの行為は、禁止されているので注意しましょう。
 

まとめ

「セレナ」から「N-BOX」への乗り換えを検討していても、軽自動車の黄色ナンバーが気になる人にとって、図柄入りナンバープレートの選択は魅力的です。費用も1万円程度で、手間もそれほどかからないため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

国土交通省 期間限定大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
国土交通省 全国版図柄入りナンバープレート
国土交通省 地方版図柄入りナンバープレート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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