ダイエット中に「お酒」をのんでも問題ない? 安くて太りにくいお酒を教えて!
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月4日 2時40分
お酒が好きな方は、ダイエット中でも「少しくらいお酒を楽しみたい」と考えているでしょう。しかし、「お酒を飲むと太る」イメージもあり、我慢したり躊躇したりしている方もいるのではないでしょうか。 本記事では、ダイエット中にお酒を飲むと太るとされる理由や飲酒する際の注意点を解説します。ダイエット中にお酒を楽しむ「コツ」も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
お酒を飲むと太るといわれる理由
ダイエット中はお酒(アルコール)を避けたほうがよいというイメージがありますが、お酒を飲むと太るとされる理由はさまざまで、必ずしも「お酒が太る原因」とはいえません。
お酒に原因がある理由
お酒=太るというのは、必ずしも的外れな解釈とはいえません。なぜなら、お酒には次のような作用があり、太る原因になる恐れがあるためです。
お酒を飲むと、からだのなかでアルコールの分解が優先され、肝臓の動きが活発になります。そのため、代謝が低下するといわれています。代謝できなかったエネルギーは、体内で脂肪として蓄積されてしまうため、太る原因になるのです。また、毎日飲み続けると脂肪の蓄積が積み重なり、ビール腹の原因にもなります。
また、アルコールには、1グラムにつき7キロカロリーのエネルギーがあります。これに対して三大栄養素の糖質・タンパク質は4キロカロリーで、脂質は9キロカロリーなので、アルコールは比較的高カロリーといえるでしょう。なお、お酒はアルコール度数が高いほど、カロリーが高くなります。
さらに糖質のあるお酒を大量に飲むと、代謝しきれず余った糖質が体内に蓄えられて、脂肪になってしまいます。
お酒が直接の理由ではないもの
お酒だけを飲むことはあまりなく、一緒におつまみや食事をとる方も少なくないでししょう。お酒を飲むと食欲が増すだけでなく、飲んでいる時間が長い人はついダラダラと長時間にわたり何かを口にする恐れもあります。こうして無意識に必要以上のカロリーを摂取している可能性があるのです。
ダイエット中にお酒を飲んでも問題はない?
お酒には太る原因があるものの、「週末くらいは楽しみたい」「我慢してストレスをためたくはない」と考える方もいるでしょう。実際にお酒は代謝が落ちる原因にもなるため、飲まないほうがより効率のよいダイエットができます。しかし、飲み方に注意すれば、お酒を飲んではいけないわけではありません。
エネルギーの摂取量に気をつける
飲むお酒の種類を工夫して、なるべくカロリーの少ないものを選ぶとよいでしょう。ただしおつまみや食事をとる場合、そのぶんのカロリーが加わることも踏まえたうえで、エネルギーの摂取量に気をつける必要があります。
糖質を控えたい場合は蒸留酒を選ぶ
お酒の種類によっては、糖質が多く含まれているものがあり、カロリーだけでなく糖質過多になる恐れがあります。お酒のなかでも糖質が比較的少ないとされるのは、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒です。
手頃な価格でどこでも手に入りやすい蒸留酒の例としては、サントリーから販売されているウイスキーのトリス(700ミリリットル/1089 円(税込))や、霧島酒造株式会社から販売されている焼酎の黒霧島(900ミリリットル/999 円(税抜))などがあります。
また、手軽さを求めるのであれば、缶チューハイもおすすめです。甘いものは糖質が高い傾向にありますが、宝酒造株式会社から販売されている焼酎ハイボールシリーズは、糖質がないため、ダイエット中でも安心して楽しめるでしょう。価格も350ミリリットル缶は、159円(税抜)です。
一緒に水を飲むようにする
お酒を飲むと肝臓でアルコールを分解するために多くの水分を使います。また、アルコールの利尿作用により、多くの水分がからだの外に出ていってしまうことに注意が必要です。水分が不足して脱水症状になり、むくみの原因にもなります。
ダイエット中でもお酒を楽しみましょう
ダイエットを続けるためには、無理な制限は禁物です。お酒が好きな方は健康に気遣いながら、ほどよくお酒を楽しむのもダイエットの息抜きになるでしょう。週末だけはお酒を少しだけ飲むなど、無理のない範囲でお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
出典
「飲酒すると太りやすい」と聞きますが本当ですか?⇒酒だけでは太る要因にならない、いっしょに食べる肴やカロリーの総量を考えて|知る・学ぶ お酒の博物誌|月桂冠 ホームページ
アルコール | e-ヘルスネット(厚生労働省)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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