コーヒーで黄ばんだ歯を白くしたい！市販の「ホワイトニングパウダー」と「本格ホワイトニング」では、年間費用はどのくらい違うでしょうか？

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月4日 5時40分

毎日コーヒーを飲む方の中には、歯の黄ばみが気になっている方もいるでしょう。白い歯を取り戻したいと考えたとき、自宅でセルフホワイトニングを行うか、クリニックでホワイトニングを施術してもらうか迷うものです。それぞれ異なる特徴やメリットがあるため、効果と費用のバランスで選ぶのがおすすめです。本記事では、市販のホワイトニングパウダーを使用する場合とクリニックで施術する場合にかかるそれぞれの費用を紹介します。また、各方法のメリットについても解説するため、ホワイトニングをしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

ホワイトニングにかかる費用相場

クリニックで施術してもらうホワイトニングの費用は、表1の通りです。

表1

クリニックA	1万9900円～
クリニックB	1万8000円～
クリニックC	1万7000円～

筆者作成

今回参考にした3つのクリニックでは、2万円近い費用がかかることが分かります。ただし、クリニックによって価格は異なるため、利用を検討しているクリニックがあれば事前に問い合わせてみてください。

クリニックに年2回通ってホワイトニングをする場合、年間でおよそ4万円の費用がかかります。一方、市販のホワイトニングパウダーは、1500円前後で販売されています。市販のホワイトニングパウダーを約1.5ヶ月間利用できるとすると、年間の費用はおよそ1万2000円です。市販のホワイトニングパウダーを使用したほうがコストを抑えられることがわかります。

しかし、市販の製品でセルフホワイトニングするのと、クリニックでホワイトニングしてもらうのとでは、効果が異なる可能性があります。どちらの方法が自身に適しているかは、価格と効果のバランスをみて決めることが大切です。

なお、今回紹介した価格はあくまで目安であり、クリニックによって価格が大きく変動する場合もあります。ホワイトニングを考えている方は、事前にクリニックの料金を確認してみてください。

クリニックでホワイトニングするメリット

クリニックでは市販のホワイトニングパウダーよりも強力な薬剤を使用して施術を行うケースもあり、より歯を白くする効果が得られることが期待できます。また、歯科医師や歯科衛生士などの有資格者がいるクリニックでは、高濃度で漂白効果が高い過酸化水素や過酸化尿素などの薬剤を使用するため、本来の歯の色よりも白くできる場合があるでしょう。

また、ホワイトニングの施術前には、虫歯や歯周病の有無、妊娠や持病など、一人ひとりの状況にあわせて施術が適切かどうかを判断してもらえます。さらに、ホワイトニングの施術にはやけどや知覚過敏などのリスクがありますが、万が一の場合に専門家にすぐ相談できる安心感があるでしょう。

市販の製品でホワイトニングするメリット

市販の製品でホワイトニングを行うメリットとして、費用が安く手軽に始められることが挙げられます。クリニックに通う必要がないため継続しやすいでしょう。

なお、市販製品にはさまざまな種類のホワイトニング用キットがあるため、いくつかの製品を試しながら、自分にあうものを見つける楽しさもあります。試しにホワイトニングをしてみたい方にとって、市販の製品は利用しやすいといえるでしょう。

クリニックと市販品の年間費用の差はおよそ3万円弱

クリニックでホワイトニング施術を受けると、年間でおよそ4万円の費用がかかりますが、市販品であれば年間1万2000円ほどに抑えられます。また、ホワイトニングパウダーは1,500円前後で販売されており、費用をあまりかけずにホワイトニングを試してみたい方におすすめです。

なお、クリニックと市販品ではホワイトニングにかかる費用が大きく異なりますが、効果もそれぞれ異なる可能性があります。どちらの方法でホワイトニングを行うかは、金額と効果のバランスをみて決めるとよいでしょう。