近所で「空き巣」が発生し、自宅のセキュリティが心配になりました。監視カメラには手が出ないので、「1万円」以内で買える防犯グッズを教えてください!
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月4日 5時50分
近所で空き巣被害があったと聞くと、自分の家は大丈夫だろうか、と不安になる人は多いでしょう。防犯カメラを購入しようにも費用が高く、すぐには手に入れられない家庭もあります。 本記事では、防犯対策として日頃ごろから意識しておきたいことや手軽に購入できる防犯グッズを紹介します。
自宅の防犯対策に関する意識
三井住友海上火災保険株式会社が行った「令和の住宅防犯実態調査」によると、防犯対策を行っている人は、35.4%と4割以下です。また、月にかけられる防犯対策の費用は2000円以下と回答した人が71.6%もいます。防犯対策といえば監視カメラを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、実際に購入するとなると、屋外に設置するタイプのカメラは工事費用を含めて10万円以上かかるため、なかなか手が出せない人は少なくないと考えられます。
費用をかけずに取り入れられる防犯対策
ここでは、費用をかけずに今からすぐに取り入れられる防犯対策を紹介します。防犯グッズの購入を検討する前にまずはできることから始めましょう。
日常的に戸締りを怠らない
日常的に帰宅したときや外出するときに鍵をかけて戸締まりする習慣をつけるだけで、防犯対策につながります。すぐに帰宅する用事であっても必ず戸締まりをしましょう。また外出時だけではなく自宅にいるときも鍵の締め忘れがないよう注意が必要です。鍵をかけないまま就寝してしまうと空き巣の侵入リスクが高まります。
自宅周辺は清潔感を保っておく
自宅周辺をきれいに片付けておくと、スキがない印象を与えるため防犯対策につながります。反対に庭に道具が出しっぱなしにしてあるなど雑然としていると、ルーズな印象を与え、空き巣に目をつけられる可能性が高まります。空き巣に侵入しづらいと思わせるためにも、整理整頓や片付け、掃除を日ごろから心がけましょう。
また、庭で植物を育てている場合にはこまめに剪定を行い、周辺の状況を見渡せるようにしておくのがおすすめです。
留守のタイミングを悟られない
空き巣は家主が留守のタイミングを狙って家に侵入します。郵便受けに郵便物や新聞広告を入れっぱなしにしていると長期間留守にしていると分かってしまいます。空き巣に自宅にいないタイミングを悟られてしまうと、被害を受ける可能性が高まるでしょう。そのため、長期間家を空ける際は、新聞や広告などの注文を停止しておくことをおすすめします。
手軽に購入できる防犯グッズ
日頃から防犯に対する意識を高めることに加え、さらに被害に遭うリスクを減らすためにも防犯グッズを購入するのがおすすめです。
防犯フィルム
防犯フィルムは窓ガラスの防犯性能を高めるアイテムで、破片の飛散防止やUVカット効果など多くの特徴を持ち合わせています。
しかし、経年劣化により効果が薄れたり完全に対策できるわけではなかったりする点に注意が必要です。防犯フィルムを購入するなら他の防犯対策グッズと組み合わせて利用することをおすすめします。安いものだと100円台から販売されているため、手軽に試せるのもうれしいポイントです。
防犯用ステッカー
防犯ステッカーは低価格で購入でき、設置が簡単なため手軽に導入できる防犯対策の一つです。空き巣への威嚇効果が期待できるアイテムで、他の防犯システムと合わせて利用するとより効果が高まります。
しかしステッカーそのものに防犯機能が備わっているわけではないため、他の防犯装置がないと分かれば効果が薄れてしまうでしょう。そのため、ステッカー単体で使用するのではなく、他の防犯対策の補助的な役割として利用するのがおすすめです。フィルムと同じく100円台からの販売があるため、コストを抑えて防犯対策が行えます。
センサーライト
センサーライトは自宅の敷地に侵入した不審者を威嚇するのに効果的なアイテムです。またセンサー式のため省エネ効果にも期待できます。しかし誤作動でライトが点灯しなかったりメンテナンスの手間がかかったりと、人によっては設置に負担を感じる場合もあるでしょう。
センサーライトの防犯効果を高めるためには、設置場所や目的に合わせて適切な製品を選ぶことが大切です。1,000円を切るセンサーライトも多数販売されているため、節約を考えている方も試しやすいでしょう。
手軽に購入できる防犯グッズと日ごろの意識で空き巣を防ごう
空き巣被害を防ぐために防犯カメラを購入したいと考える人もいます。しかし費用が高いためなかなか手を出せないと感じている人も多くいるでしょう。高い費用をかけずとも日ごろの意識によって空き巣の被害を抑えることが可能です。
出典
三井住友海上火災保険株式会社 ~低コストが求められる「令和の住宅防犯実態調査」~
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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