「入院準備」は、パジャマもタオルも病院の「レンタル」で完了！「衛生面」以外のメリットも解説

けがや病気などで入院する際には、さまざまな日用品を用意する必要があります。入院の際には、自分でタオルやパジャマを用意することが一般的でしたが、昨今は病院でのレンタルサービスも増えているようです。   この記事では、タオルやパジャマを借りる場合と、自分で購入する場合にかかる費用を比較します。入院で必要になるタオルやパジャマを、借りて済ませるメリットもまとめました。   入院の準備中で、タオルやパジャマを借りるか購入するかでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

タオルやパジャマを病院で借りた場合にかかる費用

病院でタオルやパジャマを借りる場合は、1日の価格が設定されていて、利用した日数分を支払う仕組みです。
 
今回は、2週間入院したと仮定します。病院で提供しているタオルやパジャマのレンタルプラン相場は、約460円／日程度とされています。2週間入院したときにかかる費用は、約6440円です。
 
なお、病院で提供しているタオルやパジャマのレンタルプランは、提携している会社によって価格が異なります。正確な価格を知りたい場合は、事前に入院する病院へ問い合わせておくとよいでしょう。
 

タオルやパジャマを購入した場合にかかる費用

病院でタオルやパジャマを借りた場合にかかる費用は、2週間で約6440円になると分かりました。
 
次に、タオルやパジャマを借りずに、自分で用意した場合にかかる費用を計算します。入院期間は、前述のレンタル期間同様に2週間とします。相場は以下の通りです。

●パジャマ：約3100円
●バスタオル：約2160円
●フェイスタオル：約1740円

上記を合計すると、約7000円です。自分で用意する場合は、初期費用がかかりますが長期間使用できます。
 

タオルやパジャマを病院で借りた場合と購入した場合の費用を比較

入院時に自分でタオルやパジャマを購入する場合、約7000円かかることが分かりました。
 
タオルやパジャマを借りた場合と自分で購入する場合の差額は、2週間と仮定した場合、約560円です。自分で購入した方が、約1日分多くかかります。今回は、購入時にかかった費用のみの計算であり、洗濯にかかる費用は含まれていないため注意してください。
 
また、入院中には、パジャマやタオルが汚れることもあるでしょう。タオルやパジャマを複数枚用意する場合は、さらに費用がかかります。病院内に洗濯機や乾燥機が設置されていない場合は、ご家族が持ち帰って洗濯をする必要があります。
 
前述したように、パジャマなどを病院で借りる場合は、1日の価格が設定されており、利用した日数分を支払う仕組みです。入院期間が長期にわたる場合は、借りると割高になる可能性があります。
 
このことから、入院期間に合わせて、借りるか購入かを決めるとよいかもしれません。
 

タオルやパジャマを病院で借りた場合のメリット

タオルやパジャマを病院で借りた場合、費用のほかにもメリットがあります。おもなメリットは、以下の通りです。

●自分で用意や購入する手間がない
●汚れたときは、すぐに交換してもらえる
●着脱しやすい作りであれば、介助してもらいやすい
●洗濯は業者が行う
●清潔なものを着用できる
●入退院時の荷物が減り、処分や管理をしなくてよい

上記の理由から、入院する際のタオルやパジャマは、借りる方がよいかもしれません。
 
入院時に自分で用意する場合は、着脱しやすい形状のパジャマを指定されるケースが多いようです。そのため、条件に合うパジャマを探すのに、手間がかかることも予測されます。なかなか見つからない場合は、病院でのレンタルも検討しましょう。
 

入院期間が2週間程度であれば、タオルやパジャマは借りた方が経済的である

病院で提供されているタオルやパジャマのレンタルプランの相場は、約460円／日となっています。2週間入院した場合にかかる費用は、約6440円です。
 
購入する場合、パジャマは約3100円、バスタオルは約2160円、フェイスタオルは約1740円が相場のため、合計すると約7000円になります。
 
タオルやパジャマを借りた場合と、自分で購入する場合の差額は、約560円となります。入院期間が短期間であれば、タオルやパジャマは借りた方がよいでしょう。
 
タオルやパジャマを病院で借りた場合、汚れたときはすぐに交換してもらえる、着脱しやすい作りなら介助してもらいやすい、などのメリットがあります。これらのメリットからも、病院でレンタルした方が利便性が高いといえるでしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー