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近所のママ友は毎食「土鍋」でご飯を炊いているそうです。ぜいたくな暮らしで羨ましいですが、朝「炊飯器」でまとめて炊き保温しておいた方がコストはかからないですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月8日 4時0分

近所のママ友は毎食「土鍋」でご飯を炊いているそうです。ぜいたくな暮らしで羨ましいですが、朝「炊飯器」でまとめて炊き保温しておいた方がコストはかからないですよね?

炊飯器で朝にまとめて1日分のご飯を炊いて、保温しておく家庭もあるのではないでしょうか。しかし、近年は、土鍋やガスコンロでの炊飯に魅力を感じる方も増えています。   そこで本記事では、ガスコンロで1日2回ご飯を炊く場合と、炊飯器で1回まとめて炊きして半日保温する場合にかかるコストを比較します。炊飯器でお米を炊く際の節約ポイントもあわせてご紹介しますので、炊飯にかかるコストをおさえたい方は、ぜひ最後までお読みください。

炊飯器と土鍋炊飯にかかる費用を比較

東京ガス株式会社によると、ガスコンロで米4合を1日に2回炊いた場合にかかる費用は約7.6円/日、炊飯器で4合を炊き、2合取り出した残りを12時間保温した場合にかかる費用は約19.4円/日とのことです。
 
炊飯器でご飯を炊くよりも、ガスコンロで炊飯する方が、1日で約11.8円、年間では約4279円の節約になるとされています。ただし、炊飯器や土鍋炊飯にかかる電気代やガス代は、ご家庭の状況により異なりますので、今回の金額はあくまでも目安としてください。
 

土鍋でご飯を炊くメリット

土鍋炊飯の最大のメリットは、火力を調整しやすく、火を止めた後も余熱でじっくり蒸らしながら仕上げられるため、ふっくらしたご飯が炊ける点です。土鍋炊飯は冷めやすい点がデメリットですが、炊き立てをすぐ食べるのであれば問題ないでしょう。
 
また、炊飯器でご飯を炊いて保温しておくよりも、かかる費用が安く済むため、味と節約を両立させたい場合は土鍋炊飯が適しているといえます。
 

炊飯器でご飯を炊く際の節約ポイント

炊飯器より土鍋でご飯を炊いた方が、炊飯にかかる費用を節約できます。一方で、炊飯器は、予約機能や炊飯モードなど、さまざまな便利機能を使える点がメリットです。
 
炊飯器を使用してご飯を炊く場合は、ちょっとしたことを意識するだけで電気代を節約できます。ここでは、炊飯器でご飯を炊く際の節約ポイントについて説明します。
 

まとめ炊きと冷凍保存

まとめて炊いたご飯を小分けにして冷凍保存しておき、解凍する際は電子レンジを使うと、炊飯器の保温時間を短縮できるため、電気代の節約になります。冷凍ご飯を上手に活用し、余分なコストをおさえましょう。
 

圧力鍋を活用する

圧力鍋は短い加熱時間で済むため、ガス代の節約が期待できます。炊飯器よりも高温で炊けるため、もちもちした食感も得られます。
 

保温時間を短縮する

炊飯器を使う場合、保温時間を短くすると電気代を節約できます。今回のケースのようにまとめて炊いて半日保温するのではなく、食事の時間に合わせて保温時間を短縮することがポイントです。
 
また、炊きあがったあとの保温をやめるのも、一つの手です。前述したように、炊きあがったらすぐに冷凍して、食べる際に電子レンジで解凍すると、電気代をおさえられるでしょう。
 

炊飯器よりも土鍋でご飯を炊いた方が年間で約4279円コストをおさえられる

炊飯器で1日分のご飯をまとめて炊き、半日保温しておくよりも、土鍋炊飯の方が年間で約4279円のコストをおさえられることが分かりました。
 
炊飯器の便利さと土鍋の節約効果を比較すると、どちらも一長一短がありますが、炊飯器で半日保温する場合は炊飯にかかる手間が少なく、常に温かいご飯が食べられます。しかし、ガスコンロでの炊飯に比べると、コストがかかる点がデメリットです。
 
毎食炊き立てを楽しみたい方は土鍋、効率や手軽さを重視する方には炊飯器と、それぞれの生活スタイルに合った方法を選ぶことをおすすめします。まとめ炊きや、保温時間の短縮といった方法でコストをおさえるといいでしょう。
 

出典

東京ガス株式会社 ウルトラ省エネブック 料理を作る 35
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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