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年収300万円で「iPhone 16 Pro」はぜいたく品? 本体代や機能面からぜいたく品になるのか考察します。

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月10日 4時20分

年収300万円で「iPhone 16 Pro」はぜいたく品? 本体代や機能面からぜいたく品になるのか考察します。

円安や原材料価格の上昇などの影響から、スマートフォンが値上がりしています。日本人に人気のiPhoneも例外ではなく、iPhone 16 Proも人によっては手が出しづらい価格となっています。   そこで本記事では、iPhone 16 proの価格や無駄遣いを防ぐためのコツなどを解説します。

確かに高い!? iPhone 16 Proの価格

まずは、iPhone 16 Proの価格を見てみましょう。

・128GB:15万9800円
 
・256GB:17万4800円
 
・512GB:20万4800円
 
・1TB:23万4800円

最も容量が少ない製品でも、15万円以上します。人によっては、手を出しづらいと感じることもあるでしょう。
 
年収300万円の方の手取り収入は、220万~240万円程度になります(扶養親族数などによって異なる)。分割払いをすれば一度にまとまった支出は発生しないとはいえ、負担を感じやすいでしょう。
 
かなりの金額がするiPhone 16 Proですが、肝心の機能面はどうなっているのでしょうか? 次項で見ていきましょう。
 

そもそも「ぜいたく品」ってなに? 新しいiPhoneを例に「節約すべき人」を考える

ディスプレイの画面サイズは6.3インチで、iPhone 15 Proの6.1インチから拡大されています。A18 Proチップを搭載しており、iPhone 16の標準モデルよりも高性能です。
 
また、超広角カメラは1200万画素から4800万画素にアップグレードされ、望遠カメラはテトラプリズム方式の5倍光学ズームが搭載されています。
 
カメラ機能を中心に性能面で大幅な向上が見られるiPhone 16 Proですが、果たして価格ほどの機能を使いこなせるでしょうか。また、従前モデルとの違いを感じられるでしょうか。
 
スマートフォンを主に連絡手段として使用しており、カメラを使用する機会が多くない方にとって、価格ほどの価値を得られない可能性が高いでしょう。いわゆる宝の持ち腐れになってしまい、購入したiPhone 16 Proが「ぜいたく品」となってしまいます。
 
購入した金額と同等以上の価値を得られない買い物は、ぜいたく品といえます。結果的に無駄遣いとなり、家計への負担となって終わるでしょう。
 
また、高額な出費が年収や財政状況に見合っているか、ほかに優先すべき支出や貯蓄の目標がないか確認すべきです。現在使用しているスマートフォンで生活に不便を感じていなければ、新しいiPhoneを購入する必要性は低いでしょう。
 
ぜいたく品の購入は、蓄財の敵です。iPhone 16 Proを購入する明確な理由がなければ、購入を控えることを検討しましょう。支出を抑えて財務的な余裕を持てば、計画的に貯蓄でき、投資に回せるお金を増やせます。
 
目先の欲望を満たしたくなる気持ちは分かりますが、長期的な視野で考えたほうが、人生の満足度が高まります。iPhone 16 Proの購入に明確な理由がなく、「何となく欲しいから」「最新機種のほうがよい気がするから」という曖昧な動機であれば、購入を再考すべきでしょう。
 

まとめ

iPhone 16 Proは最低容量でも16万円近くするため、かなり高額な買い物といえます。本当に購入して価格以上の価値を感じられるのか、財務状況的に購入する余裕があるのか確認しましょう。
 
価格以上の価値を得られなければ、結果的にぜいたく品の購入となり、無駄遣いで終わってしまいます。iPhone 16 Proに限らず、ぜいたく品の購入は資産形成の妨げとなるため、買い物をする際には「なぜ買うのか」「なぜ欲しいと思ったのか」を冷静に考えてみましょう。
 

出典

Apple Inc. iPhone 16 Pro
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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