【実録】コンビニで1000円分の「クオカード」を出したら、磁気エラーで使えないと言われた！ 1000円は“無駄”になってしまうの？「使えなくなってしまう理由」「再発行の手続き」を解説

何かと手にする機会の多いQUOカード。先日、筆者がコンビニの支払いに1000円のQUOカードを提示したところ、エラーとなり機械で読み取れず、使用することができませんでした。   QUOカードは未使用のものだったのですが、機械で読み取れないとどうすることもできず、その場では現金で支払いました。では、この使えなかった1000円分のQUOカードは無駄になってしまうのでしょうか。   本記事では、QUOカードが使えなくなってしまう理由や、再発行の手続きについて詳しく解説します。

QUOカードが使えなくなる理由

残高があるにも関わらず、QUOカードが使えなくなる理由はいくつか考えられますが、代表的な3つを紹介します。

（1）QUOカードに書き込まれた磁気データが壊れている
（2）QUOカードが物理的に、折れたり、切れたりしている
（3）2005年以前に発行された1万円券・2万円券・3万円券である

(3)については、現在、利用を停止しているようです。この場合、交換の対象になる可能性があるため、持っている場合は後述する方法で再発行手続きをおすすめします。
 
（1）（2）の場合、機械が読み込めないので、該当のカードは使用できません。筆者の場合、QUOカードの裏面に折れ曲がった跡があったため、（2）の理由でエラーを起こしたと推測されます。
 

QUOカードの交換制度について

エラーを起こしてQUOカードが使用できなくなった場合、データの照合などを経て確認が取れれば再発行してもらうことができます。使用できなくなったQUOカードを発行元（株式会社クオカード）へ送付することで、新しいQUOカードを発送してくれるのですが、申し込み用紙の入手方法は主に3つあります。
 

（1）お店で受け取る

QUOカード加盟店（コンビニなど）には、再発行手続用紙が備えられており、この用紙と、専用の封筒がもらえます。必要事項を記入して、封筒に再発行手続用紙と該当のQUOカードを同封し、投函すると、後日新しいQUOカードが郵送されてきます。この場合、加盟店のサインが必要で、さらに控えを加盟店が保管することになります。
 

（2）再発行手続用紙を印刷する

QUOカードのホームページから、自分で申込用紙を印刷することができます。この方法であれば、自宅ですぐに申込用紙を記入することができ、送付するまでがスムーズです。しかし、封筒と切手を準備する必要があります。
 

（3）ホームページから再発行手続用紙と封筒を取り寄せる

（1）（2）の方法が難しい場合、クオカード社のホームページから再発行手続用紙と封筒を取り寄せることができます。この場合、届くまでに2～5営業日かかるので、余裕を持って申し込みすることをおすすめします。
 

QUOカード交換時の注意点

QUOカードの再発行手続きにはいくつかの注意点があります。
 
まず、専用の申込用紙を入手しなくてはならないことです。また、郵送時の送料は個人負担になりますが、専用の封筒を使用することで送料の負担はなくなります。
 
もう1つは、新しく届くQUOカードは同じデザインのものではなく、クオカード社指定のものになるという点です。また、送ったQUOカードは原則返却してもらえないので、お気に入りのデザインの場合などはご注意ください。
 

まとめ

QUOカードがエラーで使えなくなるという経験は、筆者にとって初めてのことで困惑しましたが、無事に再発行手続きを終えることができました。筆者は（1）の方法、コンビニで申込用紙を受け取ったのですが、個人情報を記載した控えを渡すことに少し抵抗がありました。
 
かと言って、1000円のQUOカードの交換に切手代を支払うのも嫌だったので、（3）の「ホームページから取り寄せる」という方法にすれば良かったかもしれないと思っています。新しいQUOカードが届くまでには、約2週間かかるということです。みなさんも、QUOカードが使えず困ったときには、参考にしてみてください。
 

出典

株式会社クオカード ご利用上のご注意 残高があるのに利用できない場合
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー