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ガソリンの給油方法は「定額給油」と「満タン給油」どちらがお得?夫と私で意見が割れているので、それぞれの燃費を教えてください!

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月14日 3時0分

ガソリンの給油方法は「定額給油」と「満タン給油」どちらがお得?夫と私で意見が割れているので、それぞれの燃費を教えてください!

定額給油と満タン給油では、どちらがお得なのか夫婦で意見が分かれる場合もあるでしょう。車の燃費は、車両重量に影響するといわれており、満タン給油をするとその分の重さが増え、車両重量が大きくなり燃費が悪くなる可能性があります。   そこで今回は、定額給油と満タン給油についての説明や、給油料と燃費の関係性を解説します。実際にどれくらい燃費に影響するのかも試算しているため、参考にしてください。

ガソリンの「定額給油」と「満タン給油」とは?

ガソリンの給油方法には、おもに定額給油と満タン給油の2つがあります。定額給油とは、ガソリンの量や金額を設定して給油する方法です。20リットルのみを入れたい場合や2000円分のみを入れたい場合に利用するとよいでしょう。
 
一方で、満タン給油はタンクの空き容量いっぱいに給油する方法です。定額給油と満タン給油では、給油時に支払うガソリン代の金額が異なります。2024年11月5日時点のレギュラーガソリンの店頭価格は、全国平均で174.5円です。
 
例えば、満タンで50リットル入った場合のガソリン代は8725円ですが、20リットルにした場合は3490円となり、給油時に支払う金額を5000円ほどおさえられるでしょう。
 

給油量と燃費の関係性

車の燃費は車の重量に影響するといわれています。例えば、車に100キログラムの荷物を積んでいる場合、3%程度燃費が悪くなるようです。そのため、環境省は燃費をよくしたい場合は、できるだけ無駄な荷物をおろすことを推奨しています。
 
このように車両重量が燃費に影響するのであれば、ガソリンを満タンにすると燃費が悪くなる可能性があります。そのため、満タン給油の方が重量が大きくなるため、燃費が悪くなるといわれているようです。
 

定額給油と満タン給油の燃費比較

最大で50リットルのタンクで、定額給油「20リットル」と満タン給油「50リットル」の場合で燃費を比較します。ガソリン1リットルの重量を0.75キログラムとした場合の、双方の重量は以下の通りです。


・定額給油の場合(20リットル):15キログラム
・満タン給油の場合(50リットル):37.5キログラム
・ガソリンの重量の差分:22.5キログラム

「燃費は100キログラムで3%悪くなる」と仮定した場合、22.5キログラム増量すると約0.7%燃費が悪くなります。約20キログラム程度の差では、燃費に大きな影響はなさそうです。
 

定額給油だと満タン給油よりも損する可能性もある

定額給油と満タン給油では、それほど燃費に影響しないと分かりましたが、定額給油の方が満タン給油よりも損をする可能性もあります。定額給油をすると、ガソリンスタンドに行く回数が増え、燃料を余分に消費することになるためです。
 
自宅からガソリンスタンドまでの距離が短い場合や、自宅までの帰り道沿いでガソリンスタンドに寄れる場合は問題ないですが、そうでなければ満タン給油にした方がお得になるでしょう。
 

定額給油と満タン給油では車両重量に差が出るため、燃費に若干の影響がある

車両重量が燃費に影響するといわれているため、満タン給油を行うと定額給油よりも多少燃費が悪くなるようですが、大きな影響にはならないでしょう。
 
ただし、定額給油の方が燃費がよいからといって頻繁に給油に行くと、その分燃料を消費する可能性があり、満タン給油よりも損をする可能性があります。
 
ガソリンの給油量よりも走行距離や走行頻度の方が燃費に対する影響度合いが大きいようです。給油する際は、できるだけ自宅に近いスタンドを選択し、利用頻度に注意して給油を行いましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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