節約のため夕飯の残りを翌日の弁当に入れていますが、娘に「同じおかずで飽きた」と言われてしまいました…食費をおさえながら飽きないメニューにするにはどうすればよいのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月15日 1時50分
会社や学校にお弁当を持参する家族がいると、平日は毎日のようにお弁当作りをしなければならない人もいらっしゃるでしょう。 お弁当のおかずを考えるのも大変なので、前日の夕飯の残り物を入れることもあるかもしれません。しかし「同じおかずは飽きる」と家族から言われてしまった場合、お弁当のメニューに頭を悩ませることになるでしょう。 本記事では、手作り弁当にかかるコストを始め、残り物を使っても飽きないお弁当にするためのコツや、お弁当の食費を節約するコツについてもご紹介します。
手作り弁当にかかるコストは?
全国農業協同組合連合会(JA全農)が実施した「現代人のお弁当事情に関するアンケート」によると、お弁当1食作るのにかかる費用について29.2%が「200円以上300円未満」、18.9%が「100円以上200円未満」と答えており、5割近くの人が300円未満におさえていることが分かっています。一方で「値段はあまり気にしない」という人も13.7%いるようです。
また「理想としてはいくらにおさえたいか?」という質問に対しては32.1%が「300円以内」、21.2%が「200円以内」と答えています。
お弁当を「作る派」ではなく「コンビニなどでテイクアウトする派」の中には、お弁当1食あたりに使う金額を「300円以上500円未満」と答えた人が34.7%、「500円以上600円未満」と答えた人が33.3%いました。手作り弁当に比べて、テイクアウトにかける金額の方が高い傾向にあるようです。
実際に、お弁当を作る理由として「出費を安く済ませられるから」と答えている人が60%以上いることが分かっています。
昨夜の残り物を使っても飽きないお弁当にするには?
前の日の夜ご飯に出したおかずを翌日のお弁当に入れて「同じおかずだと飽きる」と言われてしまった場合は、ちょっとした工夫をしてみるとよいでしょう。
全く同じおかずを入れると「昨日も食べたのに」と思われてしまいますが、アレンジしていれば気づかれない可能性もあります。
例えば、肉じゃがをコロッケにしたり、シチューをグラタンにしたりすれば、飽きを感じにくいでしょう。また、あまったひじき煮を卵に混ぜて焼いたものをお弁当に入れるのもよいかもしれません。
お弁当の食費を節約するコツ
前の日の夕飯をアレンジしてお弁当に入れることが難しい場合は、一からお弁当のおかずを作らなければなりません。そうなると、食費が高くなるのではないかと心配される人もいらっしゃるでしょう。
そこで、お弁当にかかる食費を節約するためのコツをご紹介します。
まず、毎日食材の買い物へ行っている人は、週に一度だけでも買い物をしない日を作りましょう。「お弁当の分の食材も買わなければならない」と思うと、つい毎日買い物をしてしまいがちですが、家にある食材だけでも意外と何とかなるかもしれません。
買い物に行く回数が多いと、必要のないものまで買ってしまうことがあるため、無駄な食材を出さないためにも意識してみましょう。
また、すべてを手作りするよりも、一部を市販品に頼った方が節約になることもあります。例えば、炊いたご飯をお弁当箱に詰めて、あとは冷凍食品を使用するのもよいかもしれません。
夜のおかずをアレンジして飽きない工夫を
今回参照したアンケート結果によれば、手作りのお弁当にかかる費用は「200円以上300円未満」という人が多く、コンビニなどでテイクアウトするよりも安く済ませられる可能性が高いでしょう。
しかし、今回の事例のように、できるだけ節約するために前日の夜のおかずを子どものお弁当に入れたら「同じおかずだと飽きる」と言われてしまった場合は、おかずをアレンジして入れることをおすすめします。
また、夜のおかずをお弁当に使わなくても節約できる方法はいろいろあるため、試してみるとよいでしょう。
出典
全国農業協同組合連合会(JA全農) 現代人のお弁当事情に関するアンケート(2~3ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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