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一人暮らしのアラフォーOLです。節約と時短の両立のため、一杯「100円」のインスタント味噌汁を毎日飲んでいます。「乾燥わかめ」だけを使う「自作味噌汁」に変更した場合、年間の費用はどれだけ浮くでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月15日 3時20分

一人暮らしのアラフォーOLです。節約と時短の両立のため、一杯「100円」のインスタント味噌汁を毎日飲んでいます。「乾燥わかめ」だけを使う「自作味噌汁」に変更した場合、年間の費用はどれだけ浮くでしょうか…?

この記事では、毎日飲むインスタント味噌汁の費用と自作味噌汁を作った場合の費用を比較し、どれだけのコスト削減が可能かを解説します。インスタント味噌汁の価格と乾燥わかめや味噌の価格を基に、年間の節約額を具体的に算出することに加え、自作味噌汁の健康面での利点についても触れます。

インスタント味噌汁と自作味噌汁の費用比較

味噌汁を日々の食事に取り入れる場合、コストは大切な要素です。まずは、自作味噌汁を味噌と乾燥わかめだけで作った場合のコストを見ていきましょう。
 
総務省統計局の「小売物価統計調査(2023年)」によると、味噌(750g)の全国平均は359円です。乾燥わかめは、50g入りの商品で100円前後となっています。
 
一人分の自作味噌汁の材料を味噌15g、乾燥わかめ3gとして計算してみましょう。それぞれの材料の価格は味噌が約7円、乾燥わかめが6円となるため、一人分の自作味噌汁の価格は13円です。
 
100円のインスタント味噌汁と比較した場合、自作味噌汁の方が大幅に節約できることがわかります。また、自作味噌汁は一度に多めに作って保存することも可能です。数日分をまとめて作れば効率がよくなり、結果的にインスタントよりもコストを抑えやすくなります。
 

年間消費量を考慮したコストシミュレーション

味噌汁を1日一杯飲むと仮定して、インスタントと自作の年間コストを比較すると、年間にかかる費用には大きな差があります。
 
100円のインスタント味噌汁を毎日一杯飲む場合、1年で3万6500円かかります。これに対し、自作の味噌汁なら一杯あたりのコストが13円に抑えられるため、年間で4745円となり、大幅な節約が可能です。
 
さらに家族全員が飲むとした場合について考えてみましょう。例えば4人家族が1日一杯ずつ飲むとします。その場合、インスタント味噌汁の年間費用は14万6000円になりますが、自作は最大でも1万8980円程度と、かなりの差が生まれます。
 

健康面ではどちらが優秀?

健康面では、自作味噌汁がインスタントに比べて多くの利点があります。
 
インスタント味噌汁は手軽さが魅力ですが、塩分が高めに設定されている場合が多く、長期的に摂取すると高血圧や腎臓への負担が懸念されます。さらに、インスタント食品には保存料や調味料などの添加物が含まれていることが多く、健康志向の人々にとっては不安材料です。
 
一方、自作の味噌汁は塩分量を好みに合わせて調整でき、低塩味噌を使うことで減塩も可能です。また、具材も新鮮な野菜や海藻、豆腐、きのこなど栄養価の高い食材を使うことで、ビタミンやミネラルを自然に補給できます。発酵食品である味噌を使用するため、腸内環境が改善されるのも魅力の1つです。
 

時間と手間で比較してみよう

インスタント味噌汁は、時間がない時に便利な選択肢です。お湯を注ぐだけで短時間で準備できるため、朝や忙しい昼食時にも適しています。また、フリーズドライタイプや生味噌タイプなど、手作りに近い味わいを楽しめる商品が多く販売されています。
 
しかし、毎日利用する場合、具材のバリエーションが限られており、味わいに変化が少ないため、飽きてしまうかもしれません。
 
一方で、自作の味噌汁は具材や出汁を選ぶ手間がかかりますが、一度に多く作り置きすることで、数日間の食事に利用できる利点があります。具材の種類や出汁の取り方を自由に工夫できるため、飽きにくく、栄養バランスを取りやすいのが特徴です。
 

さまざまな要素からニーズに合わせて選ぶ

味とアレンジの自由度は、自作味噌汁の大きな利点です。
 
インスタント味噌汁は、手軽で安定した味わいが魅力ですが、具材や味噌の種類はパッケージで決まっており、変化を楽しむことが難しいでしょう。また、一般的に使用される具材も限定的で、内容に飽きてしまうことがあります。
 
一方、自作味噌汁は、使用する具材や出汁の種類を自由に変えられます。例えば、季節に合わせて旬の野菜やきのこ、魚介類を入れることで栄養価もアップし、風味が豊かで新鮮な味わいを楽しめるでしょう。
 
また、赤味噌や白味噌、合わせ味噌など、好みに合わせてさまざまな味噌を選んだり、出汁の濃さを調整したりすることも可能です。好みに応じて野菜たっぷりの具だくさん味噌汁にしたり、シンプルに豆腐とわかめを中心にしたりと、食事のバリエーションを豊かにすることで、飽きずに毎日の食卓に取り入れることができます。
 

出典

総務省統計局 小売物価統計調査(2023年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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