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「レコード収集にハマっている」という独身貴族の友人。一体どれだけの「コレクション費用」がかかっているのでしょうか?音楽は「サブスク」で事足りるだろうと思うのですが…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月15日 3時40分

「レコード収集にハマっている」という独身貴族の友人。一体どれだけの「コレクション費用」がかかっているのでしょうか?音楽は「サブスク」で事足りるだろうと思うのですが…。

この記事では、レコード収集の趣味にかかる費用と、サブスクリプションサービスで音楽を楽しむ場合の費用を比較します。レコード収集の魅力やコストについても触れ、趣味としての価値とサブスクサービスの利便性の違いを説明します。

レコード収集の魅力

レコード収集の魅力は、音楽を「物」として所有する楽しみです。デジタル音源が普及しても、レコードの温かみや深みのある音質に魅力を感じる人もいるでしょう。アナログの音はデジタルとは違った質感があり、音にこだわる人々にとって忘れられない体験になります。
 
また、レコードジャケットのデザインも楽しみの一つです。大きなサイズのジャケットはインテリアとしても楽しめます。
 
さらに、レコードには長い音楽の歴史や文化が詰まっているため、収集することでアーティストや楽曲の背景を知ることができるのです。
 
古いレコードを探すことは、まるで宝探しのようで、希少な盤を見つけたときの喜びは何ものにも代えがたいものがあります。レコード収集は、単に音楽を聴くだけでなく、音楽を通して歴史や芸術に触れることができる貴重な趣味といえるでしょう。
 

レコード収集のさまざまなこだわり

レコード収集には、収集家それぞれのこだわりが反映されます。
 
特定のジャンルやアーティスト、年代、レーベル、地域ごとにコレクションをそろえる人もいます。ビートルズやレッド・ツェッペリンといった伝説的なアーティストのオリジナル盤を集めたり、ブルースやジャズなどの古典的なジャンルを中心にコレクションを作ったりすることで、より深い音楽の知識や文化に触れることが可能です。
 
また、特定のプレス国や盤質にこだわる人もいます。レア盤や初版盤は希少価値が高く、音質の違いを楽しむのもポイントです。ピクチャーレコードや限定カラーヴァイナルなど、見た目の美しさを重視する人も少なくありません。
 
こうしたこだわりは、レコードを単なる音楽媒体としてではなく、1つの芸術品や歴史的資料として大切に扱うことで、収集そのものが奥深い趣味になります。
 

レコード収集に伴うコスト

レコード収集には、どうしてもコストがかかります。レコードは種類によって値段が大きく異なり、中古市場では数百円で手に入るものもあれば、数十万円に達する希少盤もあります。初版やオリジナル盤は特に価値が高いです。保存状態がよいものであれば、驚くような価格になることもあるでしょう。
 
また、レコードプレーヤーやスピーカーなどの機材にも費用がかかります。初心者向けのプレーヤーは比較的安価ですが、音質にこだわりたい場合には、中級から高級機材をそろえる必要があり、機材のアップグレードにもコストがかかります。さらに、レコードは定期的なメンテナンスのために、クリーニング用品や針交換の費用が必要です。
 

レコード収集とサブスクリプションを比較

デジタル時代の現在、レコード収集とサブスクリプションサービスのどちらがよいかは、音楽の楽しみ方によります。サブスクリプションは月額料金で膨大な音楽ライブラリにアクセスでき、手軽さや利便性の面で優れています。
 
一般社団法人日本レコード協会の「音楽メディアユーザー実態調査(2023年)」によると、サブスクリプションサービスは27.7%を占め、レコードは4.0%です。現代では、音楽においてもデジタル化が進んでおり、多くの方がサブスクリプションサービスを利用していますが、アナログレコードにこだわりを持って収集している愛好家も存在します。
 
コスト面では、サブスクリプションは1ヶ月あたり1000円前後が一般的で、継続利用しやすい値段が特徴です。一方、レコードは種類や保存状態などによって値段が大きく異なり、数百円で手に入るものから数十万円に達するケースもあります。
 

音楽を「聴く」以外の楽しみ方

レコード収集では、音楽を単に「聴く」以外の楽しみ方もあります。
 
レコードジャケットをコレクションしてアートとして楽しむことも可能です。レコードジャケットのデザインはその時代やアーティストの個性を反映しています。特に、アルバムのアートワークに興味を持つ方々にとって、レコードは視覚的にも楽しめる貴重な媒体です。
 
また、レコードは飾ることでインテリアになるという点でもおすすめです。部屋の壁にレコードをディスプレイしたり、棚にコレクションを並べたりすることで、個性的な空間が生まれます。音楽好きにとって、レコードを飾ることは自分の趣味を表現する一つの方法でもあります。
 

出典

一般社団法人日本レコード協会 音楽メディアユーザー実態調査(2023年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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